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第604話 不合理な税法

 会社の社長が、自分の会社に無利息で資金を貸し付けた場合には、会社が得るその経済的利益に対しては課税などしません。本来、役員個人というものは、必ずしも利益を追求しているということにはなりませんので、無利息であっても会社・…

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第603話 生前贈与がお得な理由

 相続税対策には生前贈与が有効とよく言われます。しかし、仮に1千万円の財産を子供に引き継ぐとして、控除などを抜きにするなら相続税の税率は10%となりますが、それに対して同じ額の生前贈与にかかる税率は30%になります。シン…

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第602話 胎児が有する 相続権と損害賠償請求権

 民法では「私権の享有は出生により始まる」として、胎児は権利義務の主体にはなれないことが定められています。ですが相続では、妻の妊娠中に夫が死亡し、その後に生まれた子供は亡くなった父親の相続人として財産を受け取ることが認め…

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第601話 自殺による保険金受取

 家族の特に大黒柱である稼ぎ頭が急な死を迎えた時、残された家族が頼りにするのは保険金ですが、通常は被保険者の死因が自殺であった時は、受取人に生命保険金は支払われません。被保険者が、死亡保険金を目的として自殺した可能性があ…

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第600話 特別受益証明書

 相続人が不動産を相続して登記を行うには、遺言書がない限り、遺産分割協議書が必要になります。もしくは各相続人による相続放棄の手続きをしなくてはなりません。ただ、これらの作成や手続きは面倒な手間がかかることがあり、できるな…

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第599話 相続回復請求権

 兄弟3人で父の遺産を共同相続したのに、父の実家に長男一人が転がり込み、しかも現預金や車などの動産も独り占めしている―― そんな時には、弟2人は兄に対して「相続回復請求権」を主張して遺産の取戻しを請求することができます。…

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第598話 最高裁における税務訴訟

被相続人が加入していた生命保険から年金が支払われるが、年金の現在価値に相続税が課税されたうえに、毎年の年金の支給額に所得税が課税されることに疑問を持った税理士が、これが二重課税になるという訴訟を起こしました。高裁では敗訴…

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第597話 海外移住

 日本で稼いだ分の税金は日本に納めるのが筋とはいえ、近年の富裕層を狙い撃ちした税金の数々はさすがに目に余ります。だからといって財産を持って国外に移住するにはハードルが高すぎます。  そもそも日本から海外への移住を巡る税金…

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第596話 遺産分割ができない事情

 亡くなる前に住んでいたか事業に利用していた宅地は、相続税評価額を大きく減額する「小規模宅地等の特例」が適用できます。ただし、この特例を使うためには様々な要件を満たす必要があります。その一つが、「相続税の申告期限までに遺…

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第595話 申告書閲覧サービス

 過去に提出した申告書を税務署で閲覧する「申告書閲覧サービス」について国税当局の事務運営指針が見直され、今年9月からは写真撮影が認められるようになりました。これまでは閲覧サービスは見ることだけが可能で、コピーを取ったり、…

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第594話 紀州のドンファン

 「紀州のドンファン」こと資産家の野崎幸助さんが、総額13億に上る遺産の全てを和歌山県田辺市に寄付するという遺言を残していたことが明らかになりました。市は受け取る方向ですが、相続財産という性質上、完全に遺言通りに財産が渡…

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第593話 滞納残高19年連続減少

 国税庁はこのほど、滞納されたままとなっている国税の「残高」が、ピーク時だった1998年の2兆8149億円から19年連続で減少し、2017年度には8531億円となっていることを発表しました。   国税の滞納額は14年度ま…

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第592話 リゾートマンションの今

 地方都市で〝負動産〟の代表格は、バブル時代に建築されたリゾートマンションです。新潟県湯沢町では90年代初頭にスキーブームの到来と長野5輪決定が重なり、リゾートマンションが乱立しました。湯沢町によりますとその数は58棟の…

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第591話 〝負動産〟時代

 相続税路線価の全国平均が4年連続で上昇しています。これは1992年以降で初めてのことで、1990年初頭のバブル期の水準を超え、なお上昇を続けています。一方、都市部を中心に再開発などの建設ラッシュが続く状況でエコノミスト…

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第590話 修正申告

 税務調査が行われた場合、その結果は調査の数週間後に顧問税理士あるいは納税者に伝えられます。申告漏れがあったと税務署が判断した場合は、納税者は税額を訂正する「修正申告」を勧められます。それに納得できるのなら修正申告を行い…

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第589話 調査官のホンネ

 相続税調査にあたり財産の有無の確認は、相続人のもとに調査に訪れる前の段階から行われています。税務署は納税者の事前了承を得なくても様々な情報を入手することができます。  まず金融機関に対して情報を照会できます。この際、税…

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第588話 孫への生前贈与

 相続対策にあたり、子供だけでなく孫にも財産を渡したいと考えた場合、孫は法定相続人に当たらないため、相続税額の2割加算対象者になってしまいます。最近では、相続税の基礎控除額を増やすために孫を養子にする方も見受けられますが…

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第587話 摩訶不思議な限定承認の世界

 相続放棄すべきかどうかの判断は時として非常に難しいことがあります。財産と負債のどちらが多いのかがはっきりしないことがあり、急いで放棄すると損になることもあるからです。こんな時に選択肢に挙がってくるのが「限定承認」という…

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第586話 相続放棄の法的解釈

昭和の時代の相続は、資産の相続で、これでやっとマイホームの取得ができました。平成の時代の相続は、バブルの後始末の相続が多く、債務超過の相続が多くありました。法律的な視点での相続のリスクは債務の相続です。 債務を承継してし…

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第585話 リスクだらけの相続税対策

 国税庁はこのほど、2018年に土地や建物を売った人の譲渡所得の合計金額が5兆円を超え、9年連続でプラスを記録したと発表しました。譲渡所得が伸び続ける背景には、近年続く地価の上昇傾向があり、土地の値段が上がるということは…

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