第4話 私が課税根拠にこだわる理由

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経歴を見てもわかるように私は仙台で税理士事務所を開業する前に、鉄道業を10年間経験しております。

国鉄時代8年、JR時代2年の計10年です。

国鉄時代は、あまりの国鉄の借金の多さで何か後ろめたい気持ちになったものです。

この借金(1987年当時約37兆円)、JRに約12兆円、残りの25兆円を国鉄の所有する財産で賄うつもりでしたが、利害関係が絡み合い、政治家も参入して売却が遅れに遅れ、利払いのために借金を繰り返し、負債はなんと28兆円超にまで膨らませてしまいました。

にっちもさっちもいかなくなり、たばこに税金をかけて、この借金返済にあてようということになり、誕生したのが「たばこ特別税」。
1998年10月に国会で可決されました。
 この負債は結局国が60年間かけて償還することになっています。

でも、皆さんこれってどう思いますか?タバコを吸う人に昔の国鉄の債務を負わせることになんか釈然としませんよね。それも、ほとんどの方がそのことを知らずに税金を支払わされています。少なくとも国民に租税負担を求めるのなら、国は国民に対してもっと説明義務を負うべきではないでしょうか?

当たり前のことがこの国ではなんかおろそかになっているように思えて仕方ないのです。

だから、相続税・贈与税においても課税根拠にこだわりたいのです。

文責 仙台市で相続税に特化した税理士事務所|栁沼隆 税理士事務所

所長 栁沼  隆

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