第77話 確定申告シーズン到来!

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2月に入り確定申告のシーズンになりました。

 国民一人ひとりに番号を付与するマイナンバー制度は昨年1月にスタートしておりますが、番号の記載が必要になる税務関係書類は今年からが多く、実質的には今回が「マイナンバー元年」の申告となります。

 所得税の申告はもちろんのこと、様々な税制上の優遇を受けるための申請書類にも12桁の個人番号の記載欄が設けられています。

 マイナンバー制度では、他人の番号の不正利用やなりすましの防止のため、番号を利用する際には本人確認書類の提示が必要となります。確定申告も例外ではなく、国税庁は今年の申告に関する「重要なお知らせ」として、「平成28年分の確定申告書等の提出の際には、マイナンバーの記載と本人確認書類の提示又は写しの添付が必要です。」と強く呼びかけています。

 本人確認書類として認められるのは、申請に基づいて発行される「個人番号カード」を持っていればカード1枚、持っていなければ「個人番号通知カード」かもしくは個人番号が記載された住民票の写しのどちらかに加えて、免許証やパスポートなどの身分証明書が必要です。

 申告書1枚提出するのに非常に煩雑になったといわざるを得ないマイナンバーの提示ですが、法律上で定められた義務ではあるものの罰則は設けられていません。

 つまり、記載ミスや不提出があったとしても、それを理由に申告書が不受理となることはありません。

 ただし今後マイナンバーが銀行の預金口座などと紐付けられていく過程で、将来的に不記載に罰則が設けられる可能性は限りなく高いように思われます。

文責 仙台市で相続税に特化した税理士事務所|栁沼隆 税理士事務所

所長 栁沼  隆

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