第141話 損害賠償金の相続税での取り扱い

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びっくりするニュースが飛び込んできました。県警によりますと10日午前7時半ごろ東名高速で乗用車が中央分離帯を飛び越えて対向車線の観光バスに直撃したとのこと、乗用車を運転していた浜松市東区の医師の男性が死亡し、バスの乗客乗員45人が骨折などの重軽傷を負いました。

このように被相続人が交通事故で加害者として死亡した場合、見舞金や治療費などの名目による損害賠償金を支払ったときには、この損害賠償金は相続税の計算上どのように取り扱われるのでしょうか。この金額は、当然にして、債務として相続財産から差し引いて相続税を計算します。交通事故が被相続人の過失に基づくものであり、被相続人は加害者として損害賠償の責任を負って死亡したことになり、相続人は、その責任を相続で承継することになります。ただし、損害賠償責任の範囲を超えると税務署に判断されるときは、被相続人の債務としては認められないことになります。

文責 仙台市で相続税に特化した税理士事務所|栁沼隆 税理士事務所

所長 栁沼  隆

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