第154話 藤井聡太四段を取り巻く法律の謎 (3)

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 藤井聡太四段は、14歳であっても、税法には年齢の差など関係ありません。赤ちゃんでも所得があれば確定申告しなければなりません。一般人が賞金を獲得すれば、営利を目的としていないため、一時所得になります。しかし藤井聡太四段はプロなので、将棋から派生するすべての所得は事業所得になります。

 つまり、開業届の提出が必要になります。

 年収が突き抜けてしまっているので合計所得金額65万円以下の学生に適用される勤労学生控除の対象にはなりません。親の扶養控除も受けられないことになります。あと、藤井四段は、2年後16歳になったときには、消費税の課税事業者に間違いなくなると思います。

 健康保険についても収入が130万円を超えるので、親の扶養に入ることができなくなります。きっと藤井四段は、すでに国民健康保険に加入していると思われます。

文責 仙台市で相続税に特化した税理士事務所|栁沼隆 税理士事務所

所長 栁沼  隆

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