第166話 立木の評価 

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九州北部を襲った記録的な豪雨は、流れ込んだ大量の土砂や木々などにより大きな被害をもたらしました。この流木は、殆どがまっすぐ伸びた杉なので、過去に杉の植林を大量に推し進めた結果だと思われます。(第118話参照)
杉の単種植林をした場合、地に根があまりはりません。実際、福岡県大分県の山は杉だらけだそうです。
この立木、相続税ではどのように評価するのでしょうか?

立木と立竹の評価単位は、その分類によって違います。

・標準価額比準方式
 → 森林の立木、森林の立木以外の立木、立竹

・庭園設備との一括評価方式
 → 庭園にある立竹木

森林の立木は、樹種と樹齢が同じ1団地の立木で評価します。
それ以外の立木で、庭園にあるものを除く立木は、1本ごとに評価します。
庭園にある立竹木は、その庭園ごとに評価します。庭園にあるもの以外の立竹は、1団地ごとに評価します。

ただし実務上は立木の評価を行うことはさほど多くありません。森林の場合にはいわゆる売却価値があるかどうか、庭園設備の場合にはよほど手をかけお金をかけて造作したようなものでない限りは税務署が指摘してくることはないと思われます。

文責 仙台市で相続税に特化した税理士事務所|栁沼隆 税理士事務所

所長 栁沼  隆

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