第181話 小規模宅地特例における生活拠点の判断 (1)

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 居住用の土地を持っている人が相続時に適用できる小規模宅地の特例の対象になるのは、相続開始直前に被相続人が住んでいた宅地です。

 では、被相続人が生前に病気治療のために入院し、退院することなく死亡した時には、その特例を適用できるのでしょうか?

 被相続人が入院前までに居住していた建物は、現実的には死亡前に被相続人が住んでいた宅地ではありません。

 しかし、その家屋に住んでいないのは一時的なものであったと判断されますので、被相続人の生活の根拠はその建物にあるとして、この特例の適用を受けることができることになります。

文責 仙台市で相続税に特化した税理士事務所|栁沼隆 税理士事務所

所長 栁沼  隆

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