第190話 平成28年度のふるさと納税寄付額が過去最高となっています (2)

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 今回、受入額が約2,844億円にのぼりましたが、返戻品の調達にどれだけの費用が掛かっているのでしょうか。

 現況調査によりますと、返戻品の調達に係る費用は約1,091億円で、受入額全体に占める割合は38.4%でした。その他にも、送付費用が約150億円、広報費用が約31億円、決済費用が約52億円、事務費用その他が約161億円かかっており、これらを合わせると、約1,488億円となっています。

 第102話で述べさせていただいたように、総務省は、返戻品は「寄付額の3割以下に抑える」という水準を示しております。

 すでに、自治体の中には高額の返戻品を見直す動きもみられますが、果たしてふるさと納税のブームがまだまだ続くのか、今後の行方が注目されます。

文責 仙台市で相続税に特化した税理士事務所|栁沼隆 税理士事務所

所長 栁沼  隆

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