第220話 改正配偶者控除 (1)

%e7%8b%ac%e3%82%8a%e8%a8%80

 2016年12月に発表された「平成29年度税制改正」では、配偶者控除の大幅変更が大きな話題となりました。いわゆる「103万の壁」で働いていた扶養内パートの方は、配偶者控除の改正が自分の働き方にどう影響するのか不安だと思います。

 今回は、新しく改正された配偶者控除についてわかりやすくご説明していきたいと思います。
 それではまず、改正された配偶者控除の3つのポイントについてお話しします。

 

・夫が控除額38万円を適用できる妻の収入が150万円以内に拡大されます。

・夫の合計所得が1,000万円以下(給与所得のみの場合は収入が1,220万円以下)に限定されます。

・変更の時期は、所得税については平成30年度(2018年1月1日以降)より適用されます。(※住民税については平成31年度より適用)

 

 大きな改正点はこの3点です。

 今回の改正で一番大きなポイントは、夫が控除額38万円を適用できる妻の収入が150万円以内に拡大されたことです。実は配偶者控除には「配偶者控除」と「配偶者特別控除」の2種類があり、150万円以内に拡大されたのは配偶者特別控除のほうになります。

  配偶者控除については、今回大きな改正点は、夫に「所得制限」が設けられたことです。これにつきまして、次回以降、詳しくご説明いたします。

文責 仙台市で相続税に特化した税理士事務所|栁沼隆 税理士事務所

所長 栁沼  隆

「所長の独り言」一覧はこちら

 

免責
本記事の内容は投稿時点での税法、会計基準、会社法その他の法令に基づき記載しています。また、読者が理解しやすいように厳密ではない解説をしている部分があります。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行うか、十分に内容を検討の上実行してください。当事務所との協議により実施した場合を除き、本情報の利用により損害が発生することがあっても、当事務所は一切責任を負いかねます。また、本記事を参考にして訴訟等行為に及んでも当事務所は一切関係がありませんので当事務所の名前等使用なさらぬようお願い申し上げます。