第235話 固定資産税節税テクニック

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 来年は、3年ごとに固定資産税の評価を見直す「評価替え」の年です。それに備えて、固定資産税を大幅に軽減する節税のテクニックをお教えしましょう。

 まずは1枚の登記簿から土地を分ける「分筆」の方法です。分筆することで、利便性の低い土地の評価額を下げたり、非課税の土地をつくり出したりできます。例えば、私道(幅1.8m以上で公道に通じている土地)などの公益性の高い土地は、非課税扱いとなります。ただし、分筆をするにあたっての費用(登記や測量)などの費用がかかることに注意が必要です。

 特に小規模住宅用地の特例の利用は大幅な減税効果をもたらします。1戸当たり200㎡までの住宅用地であれば、固定資産税価額が6分の1に軽減されます。

 小規模住宅用地以外の住宅用地であれば200㎡超の部分は、3分の1になります。

 代々引き継いでいる土地は、登記簿と実際の面積(地積)が異なっていることがあります。そういう時は、役所に申し出をして、正しい地積に直してもらうことで節税することができます。ただし、登記上の地積が実際より小さく、実測したら逆に固定資産税が上がることもありますので注意しなければなりません。

 また、固定資産台帳の内容に不服があるのなら、申し出をすることで各自治体の固定資産税評価委員会が調査してくれる制度もありますので、心当たりのある方は、利用されてはいかがでしょうか。

文責 仙台市で相続税に特化した税理士事務所|栁沼隆 税理士事務所

所長 栁沼  隆

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