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 アメリカンフットボールの関西学院大学と日本大学の定期戦で、プレー中断後に無防備な状態だった関学大の選手に日大の選手が背後から危険なタックルをして負傷させた問題が波紋を広げております。私も学生時代、ラグビーでフォワードの右プロップを長い間担当させていただいた経験があり、この問題には無関心でいられません。

 実際に負傷させた日大の選手が大学よりも先に会見を開き、危険行為は内田正人前監督らの指示だったと告白しました。これに対して内田前監督とコーチも翌日会見を開き「私からの指示ではない」(内田氏)「ケガをさせる目的で指示していない」(コーチ)と危険なタックルは誤解をした選手の責任といわんばかりの発言に終始しました。

 内田氏や日大広報部のこれまでの言動をみてみますと、所属の選手を見捨ててまでも、日大という組織を守ろうと必死に対応しているように思えます。

 なぜ、所属選手を蔑ろにして日大という組織を守ろうと懸命なのか…

 内田氏が大学経営の中枢である常務理事の要職にあったことが関係していると思われます。

 日本経済新聞によりますと、日大は年80億円を超える私学助成金を受けており、理事の不祥事や法令違反が確認されますと、助成金が不交付になることが考えられます。

 日大の責任が問われるのは当然であり、徹底した真相究明が求められます。

文責 仙台市で相続税に特化した税理士事務所|栁沼隆 税理士事務所

所長 栁沼  隆

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