第497話 親子間の土地売買

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親から土地を買い取るときは、購入額が時価(適正価格)より低いと、その差額は贈与税の対象になります。ただ、2015年以降、親子間の贈与は他の贈与と比べて税率が軽減されていることに注意が必要です。

土地を購入した人が納める税金は、取得時に納める「不動産取得税」(地方税)と「印紙税」「登録免許税」(国税)が必要になりますが、親子間の土地の低額譲渡をするとこれに加えて贈与税がかかります。

ここで、税率が低くなる親子間の贈与とは、祖父母や父母などの「直系尊属」から20歳以上(1月1日時点)の子供や孫への贈与に限られます。

基礎控除後の課税価格が1千万円なら、通常は税率40%ですが、親子間なら30%となります。

なお、売り手が納める税金は、実際の売却価額(低額譲渡の差額分は贈与扱いになるので受贈者側に納税義務が発生します。)から財産取得費や譲渡費用を差し引いた所得に譲渡所得税がかかります。

文責 仙台市で相続税に特化した税理士事務所|栁沼隆 税理士事務所

所長 栁沼  隆

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