相続税の確定申告の資料で真っ先に疑われるのは、実際にお金を預金している人と口座の名義人が違う「名義預金」の存在です。  名義預金を含めた「現金・預貯金」は全体の約3割で、「土地・家屋」の約5割と比較しますと少ないですが、…

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 マイホームや投資不動産について、夫婦の共有名義で購入することは珍しくありません。これは税制面からみますと、非常に節税効果が高い購入方法です。  例えば不動産投資で、持っている物件が事業的規模であるならば、2人分の青色申…

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配偶者の一方だけが仕事をしている家庭であれば、マイホームの名義を働く人のものとしても何の問題も生じませんが、共働きの夫婦の場合には課税上の問題が生じることがあります。具体的には、共働きの夫婦で妻がマイホームの資金の一部を…

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 面倒な遺産分割も終わり、払いたくもない相続税の申告を済ませ、ほっと一息ついたときに、タンスの奥から申告時には気づかなかった預金通帳が出てきました。相続人である自分の名義であるところを見ると、親が子供のためにと考えて貯め…

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先日、生命保険契約について以下のご相談を受けました。  「父は自分を被保険者とした生命保険の契約者として保険料を支払っていましたが、名義を父から長男である私へと変更しました。これからは私が保険料を支払いますが、父がそれま…

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 相続税の税務調査は、ひとたび受けると8割でなんらかの更正処分などを受けてしまう厳しいものです。調査対象となる財産は多岐にわたりますが、特に重点的に調べられる2つの名義資産に気を付けてもらいたい。  一つは、名義資産。た…

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 相続税の調査では、「名義預金」を調査官に指摘され、相続人が修正申告を余儀なくされるということがしばしばあります。名義預金とは、本来は被相続人の資産であるにもかかわらず、配偶者や子供などの相続人の名義の口座に預けているお…

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 名義と実質が異なっていることにより、問題が生じることがあります。  例えば、登記の名義は個人ですが、実際は法人が使っている建物の譲渡所得は、個人で計上すべきかどうかとか、過去に贈与したはずの登記の名義が変わっていない場…

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