山口県阿武町から誤送金された4630万円を巡り、受取人の田口翔容疑者は当初一貫して「ギャンブルで全て使ってしまった」との発言を繰り返していました。これは、不正に得た金であっても手元に残っていなければ、民法上返済義務を免…

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 2022年に首都圏、関西圏、中京圏の三大都市圏の地価が暴落すると、不動産業界でささやかれています。最大1万haの「生産緑地」が宅地として一斉に売り出され、それによって土地が供給過多となると見られているからです。消費増税…

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 この道路について箕面市は6月、これまで大阪府が徴収していた普通車620円に上乗せして、独自の利用税を徴収する案を示しました。具体的な税額は明らかにされていないものの、仮に1回50円とした場合、年間約2億3,700万円の…

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 大阪府箕面市が、同市を通る有料道路「箕面グリーンロード」を通行する車から、独自の利用料を徴収することを検討しております。 来年予定される新名神高速道路の全線開通に伴う交通量の増加に伴うコスト増に対応することが狙いです。…

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 近年国税が特に力を入れている国外財産の捕捉事例としては、国外に設立した企業に架空の手数料名義で所得を逃がし、国外預金や不動産に留保していた事例がありました。この事例では、租税条約に基づく外国税務当局との情報交換制度が解…

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 特徴的な事例としては、消費税の免税取引を利用した高級時計輸出会社の脱税スキーム。この会社、国内の仕入れを水増しして、過大な仕入税額控除を受けていました。ただし、在庫のままだと、架空または水増し仕入であることが、在庫を見…

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 脱税のうちでも特に悪質なものを対象とする「査察調査」について、国税庁が発表した去年のデータによると、去年の脱税額は総額で161億円、告発分は127億円でした。着手件数では前年を下回ったものの、マルサの「成果」となる告発…

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 マルサといえば、伊丹十三監督の「マルサの女」の映画で一躍名前の知れたマルサ「査察調査」。このマルサ、悪質な脱税行為が明らかで、刑事告発できるような証拠でも出てこない限りマルサが査察調査に入ることはありません。個人的な見…

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 来年は、3年ごとに固定資産税の評価を見直す「評価替え」の年です。それに備えて、固定資産税を大幅に軽減する節税のテクニックをお教えしましょう。 まずは1枚の登記簿から土地を分ける「分筆」の方法です。分筆することで、利便性…

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 国際結婚で、子供が外国籍を取得するようなケースは珍しくなくなってきました。日本に住む親が、海外に暮らす子供に財産を相続する際には、どちらの国の法律に従えばよいのでしょうか。 基本的には、国税通則法第36条で「相続は、被…

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 いざ遺産分割というときに相続人の1人が、既に無断で銀行預金を使い込んでしまっていた場合には、どのように対処したらよいでしょうか。 こうした場合には、他の相続人は、使い込んだ相続人に対して「不当利得返還請求権」を行使する…

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 日産自動車は、電気自動車(EV)『リーフ』を全面改良し、10月2日から発売しております。販売実績は上々で日本事業を担当する星野朝子専務執行役員が言うには、「2016年度の実績に対して国内は3倍、グローバルでは2倍はいけ…

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 滋賀県野洲市のように、多重債務者への独自のプロジェクトを立ち上げ、滞納者それぞれに合わせたケアを実施し、取り立ての前に生活再建を目指す取り組みに力を入れている自治体もあります。 支払能力を回復することが、いずれは市の税…

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 国税同様、地方税の差し押さえについても総務省では「滞納者の個別・ 具体的な実情を十分に把握したうえで適正な執行に努めてください」と呼び掛けていますが、そもそも努力目標に拘束力はありません。それどころか自治体の課税課では…

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 昨年末に実施された全国一斉「税金・国保料滞納・差押ホットライン」には税金や保険料を滞納して厳しい取り立てを受けている納税者から、「生活できない」「逃げたい」「生きていけない」といった切実な訴えが数多く寄せられています。…

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 去年の国税滞納額は8,971億円でピークだった1998年度(2兆8,149億円)の32%まで減少していることが国税庁の発表で明らかになりました。当局(国税庁)では「滞納の未然防止と整理促進に努めた結果」と胸を張ります。…

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 国税、地方税ともに、滞納税額の整理が急速に進んでおります。差し押さえや公売による未納税額の充当は、国や地方行政の財源確保、また税の公平性のためには必要なことではあるものの、現場からは、個々の実情をあまりにも無視した強権…

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 大阪市の学校法人「森友学園」に対し、豊中市の国有地が約8億円も値引きされて売却されていた問題で、大阪地検特捜部に詐欺容疑で逮捕された籠池泰典前理事長と妻・諄子の両容疑者が、国との売買交渉時に地中のごみを理由に損害賠償を…

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社長個人が自分の会社に土地を譲渡するといったことはよく行われます。  このような関係者間での土地の売買の場合に問題となってくるのが、時価の金額です。 例えば、時価の金額の2分の1未満で個人から法人へ譲渡した場合には、みな…

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大阪府豊中市の国有地が学校法人「森友学園」に小学校建設用地として評価額より大幅に安い価格で売却された問題は、通常の国有地売却とは異なるいくつもの不可解な点が浮上しております。何が問題として指摘されているのでしょうか? 主…

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