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第881話 契約書類が増額に変更した場合の印紙税の取扱方
商品の売買契約で100万円の契約書を取り交わしたのちに、買い手が追加購入を決めたため、150万円の取引に変更したとします。この時、新たに交わす契約書に変更前の契約書がある旨を記載しないと印紙税の額が高くなってしまいます…
続きを読む第813話 クーリングオフと保険契約
保険営業の職員から訪問勧誘を受け、相手の話に納得して、その場で保険の契約書にハンコを押しました。しかしよくよく考えてみると、保険料の負担があまりにも重く、交わした契約を無効にしたいと考えた場合、保険の申込日から8日以内…
続きを読む第680話 死因贈与契約
死ぬまで自分の世話を見てほしいと思う相手に対し、「君に財産を遺すように遺言に書いておいたよ。だから最後まで私の世話を頼むね。」と言ったところで、遺言書は書いた人の気分でいつでも変更ができるため、相手として…
続きを読む第662話 生命保険契約の名義変更
先日、生命保険契約について以下のご相談を受けました。 「父は自分を被保険者とした生命保険の契約者として保険料を支払っていましたが、名義を父から長男である私へと変更しました。これからは私が保険料を支払いますが、父がそれま…
続きを読む第616話 生命保険契約の差し押さえ
期限内に税金を納付できないと現金の代わりに財産を国税当局に差し押さえられてしまいます。差し押さえられる財産の種類に順位はありませんが、比較的現金化しやすい不動産や自動車、貴金属などが優先して差し押さえられる傾向にありま…
続きを読む第401話 民法改正と賃貸契約 (6)
120年ぶりの民法改正は、不動産業界や土地活用、賃貸住宅にも影響を及ぼします。 今回紹介した「個人の連帯保証人の保護」「借主が住宅を修繕する権利」「部屋に支障があった場合の家賃減額する義務」「退去時の原則敷金返還」は、…
続きを読む第400話 民法改正と賃貸契約 (5)
何かとトラブルが多い敷金。これまでは敷金の定義や返還債務の発生要件、充当関係などの規定はありませんでした。今回は、「敷金は賃借人の債務を担保するために賃借人が賃貸人に交付する金銭」と定義され、敷金の返還時期も「賃貸借が…
続きを読む第399話 民法改正と賃貸契約 (4)
賃貸住宅の修繕について、これまでは大家に修繕義務があることが明示されているだけでしたが、以下の場合には、借主自らが修繕できると定められる予定です。 ・ 借主が大家に修繕が必要であることを通知し、または大家…
続きを読む第398話 民法改正と賃貸契約 (3)
今まで部屋の一部が使えなくなった際は、借主は「賃料の減額請求ができる」という定めでした。今回は「滅失またはその他の事由で使うことができなくなったとき、使用できなくなった割合で、賃料は当然に減額される」と変更されます。 …
続きを読む第397話 民法改正と賃貸契約 (2)
一つは、賃貸契約時における、個人の連帯保証人を保護する改正です。 具体的には、連帯保証人が想定以上の金額を請求されないよう、極度額を限度に保証債務を負うことが規定され、書面により極度額を定めないと無効となるよう規定さ…
続きを読む第396話 民法改正と賃貸契約 (1)
今日は、皆様に重大なお知らせがあります。このたび、私の会計事務所を今日をもちまして新事務所に移転することになりました。つきまして、下記に記載の通り、住所・TEL・FAXに変更がございます。 今後とも皆様方の一層のご支…
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