酒税法
第803話 自家製梅酒
酒は飲料品でありながら、農林水産業ではなく国税庁が所轄官庁となっています。これは古来より酒の製造や販売に為政者が税を課していて大きな歳入となってきたためです。日本で酒税に関する最も古い記録を見ますと、14世紀初めに京…
続きを読む第563話 お酒と税金
日本では、人生の節目には必ずお酒が伴います。赤ちゃんが生まれたお祝い、成人式、婚姻、新築、葬儀、そしてお盆と、神仏に捧げ、身を清め、自分や家族の安寧と繁栄を祈願する為にも欠かせない存在です。まさに日本人の培ってきた文化…
続きを読む第114話 発酵酒 国税との闘いの歴史(2)
ビールというカテゴリの規定は麦芽比率67%以上であることですが、サントリーが1994年に麦芽比率65%の発泡酒「ホップス」を発売したことで、低価格を売りにする発泡酒市場が急成長を遂げることになります。すると政府は96年、…
続きを読む第113話 発酵酒 国税との闘いの歴史(1)
酒と税をめぐる問題が改めてクローズアップされてきています。サッポロビールの「極ZERO」が税金の安い第3のビールにあたるかどうかをめぐって国税当局と対立してきた問題が再燃し始めてきました。サッポロは4月11日、自主納付…
続きを読む第20話 今年の夏もビールがうまかったということで今回は酒税法のお話し
今年の夏も相続税の申告終了と同時に仙台の街中にくりだし、藤崎ビアガーデンを何度も利用してビールをがぶ飲みして打ち上げしておりました。しかし、このビール業界にも酒税法改正の嵐が吹く日が近く来るかもしれません。 財務省は、ビ…
続きを読む