税務調査
第589話 調査官のホンネ
相続税調査にあたり財産の有無の確認は、相続人のもとに調査に訪れる前の段階から行われています。税務署は納税者の事前了承を得なくても様々な情報を入手することができます。 まず金融機関に対して情報を照会できます。この際、税…
続きを読む第564話 相続税調査
相続税は平成27年に基礎控除額引き下げと最高税率の引き上げが行われました。この増税後の相続に対する税務調査について国税庁は実績を公表しております。増税後の調査では、現金と預貯金の申告漏れの発覚が大幅に増加しております。…
続きを読む第560話 調査官にばれた現金の隠し場所ランキング
タンス預金をする人には、適切な預け先がなかったり、マイナンバー制度の影響を懸念していたりと、いろいろな事情があります。 ただし、相続税を免れることを目的にしているのであれば、それは無意味でリスクの高い行為です。 税…
続きを読む第554話 相続税調査で狙われる2つの名義
相続税の税務調査は、ひとたび受けると8割でなんらかの更正処分などを受けてしまう厳しいものです。調査対象となる財産は多岐にわたりますが、特に重点的に調べられる2つの名義資産に気を付けてもらいたい。 一つは、名義資産。た…
続きを読む第551話 重さの違う税務調査
2015年の国税通則法改正によって事前通知制度が導入されて以降、実地調査件数は下降傾向にありましたが、昨年あたりからは、ほぼ横ばいで推移し落ち着きを見せています。税務調査というと映画『マルサの女』の影響か、「マルサが来…
続きを読む第538話 税務調査
税務調査対策の基本ですが、調査官から何か指摘を受けたとしてもその場ですぐに指摘事項について反論しない方がよいと思われます。へたに反論をしてしまうと都合のいいことしか聞かない調査官に言葉尻を捕らえられて不利に働きますし、…
続きを読む第471話 横目調査
先日、「横目調査」という違法な手段で納税者の申告漏れ情報を得たことに対する裁判がありました。 この裁判では、大阪国税局のマルサの職員が証言に立つという前代未聞の事態に発展しましたが、その職員は別の脱税事件の調査でイン…
続きを読む第280話 税務調査 (4)
前回の続きです。正確に言うと、質問検査権は、それが犯罪捜査のために認められたものであれば令状が必要になるものの、犯罪捜査のために認められたものではないから令状がなくても質問検査権は使えるということを意味しているのです。会…
続きを読む第279話 税務調査 (3)
税務調査でよく問題になることの一つに、会社の税務調査であるにもかかわらず、調査官が社長の自宅に臨場して自宅を見せるように指導されることがあります。私物を見せろという指導と同様、社長の自宅についてもビジネスに関係ありません…
続きを読む第242話 税務調査 (2)
実際のところ、マルサなどの部署は、単に不正取引があるだけでなく、納税を踏まえ、不正取引の結果プールされている預金などの財産(留まり)が多くなければ動かないとも言われていました。留まりがあればそれで納税させることができま…
続きを読む第241話 税務調査 (1)
税務調査は交渉次第で結果が変わります。時には国税に譲歩することもあります。例えば、当初指導された追徴税額を小さくする代わりに、グレーな部分について国税内部で評価される重加算税の賦課決定を一部認めるといったことがあります…
続きを読む第240話 マルサの実績 (5)
マルサに告発された件数を業種別にみると、「建設業」の30件が最も多く、2年連続のトップとなり、告発件数は前年の15件から倍増しました。2020年のオリンピック需要を背景とした建設業界の好況が背景にありそうです。 また首…
続きを読む第239話 マルサの実績 (4)
近年国税が特に力を入れている国外財産の捕捉事例としては、国外に設立した企業に架空の手数料名義で所得を逃がし、国外預金や不動産に留保していた事例がありました。この事例では、租税条約に基づく外国税務当局との情報交換制度が解…
続きを読む第238話 マルサの実績 (3)
特徴的な事例としては、消費税の免税取引を利用した高級時計輸出会社の脱税スキーム。この会社、国内の仕入れを水増しして、過大な仕入税額控除を受けていました。ただし、在庫のままだと、架空または水増し仕入であることが、在庫を見…
続きを読む第237話 マルサの実績 (2)
脱税のうちでも特に悪質なものを対象とする「査察調査」について、国税庁が発表した去年のデータによると、去年の脱税額は総額で161億円、告発分は127億円でした。着手件数では前年を下回ったものの、マルサの「成果」となる告発…
続きを読む第236話 マルサの実績 (1)
マルサといえば、伊丹十三監督の「マルサの女」の映画で一躍名前の知れたマルサ「査察調査」。このマルサ、悪質な脱税行為が明らかで、刑事告発できるような証拠でも出てこない限りマルサが査察調査に入ることはありません。個人的な見…
続きを読む第185話 税務調査や税務相談にAI(人工知能)をフル活用? (3)
次に、「課税・徴収の効率化・高度化」では、国税当局が保有する資料情報データ等と納税者の申告内容をシステム上でチェックすることで、申告漏れや税法の適用誤りの有無を効率的に把握します。 例えば、所得税では様々な取引等に関す…
続きを読む第184話 税務調査や税務相談にAI(人工知能)をフル活用? (2)
前回の続きです。 まず、「納税者の利便性の向上」について考えてみます。 マイナポータルやe-Taxのメッセージボックスを通じて、個々の納税者のニーズに合わせた税情報をタイムリーに配信できるようにします。 例えば、不動産…
続きを読む第183話 税務調査や税務相談にAI(人工知能)をフル活用? (1)
国税庁は先ごろ、約10年後の税務行政のイメージを示した「税務行政の将来像~スマート化を目指して~」を公表しました。そこには、税務相談の回答や税務調査先の選定にAI(人工知能)などを活用することで、納税者の利便性向上や税…
続きを読む第171話 税務署は突然やってくる
相続税増税による基礎控除額の引き下げで相続税調査の「大衆化」が到来しています。この相続税、増税以前から、申告件数に対する税務調査割合が他の税目に比べて圧倒的に高く、14年度に実施された相続税の実地調査で、課税対象になる…
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