yaginuma が投稿
第1211話 家族信託
認知症対策として関心が高まっている家族信託。金融機関などでも、相続支援サービスの一つとして家族信託をサポートしています。家族信託は認知症などで判断能力が衰えた場合に、家族が本人の財産を柔軟に管理できることが大きなメリッ…
続きを読む第1210話 家族間での使用貸借
物の貸し借りを法律的にみると、対価を伴う「賃貸借」と無償での「使用貸借」の2種類に分けられます。土地でいうと、地代を支払って借地権を得て利用するのが賃貸借で、親が持つ土地を無償で借りて、その土地の上に家を建てるケースな…
続きを読む第1209話 贈与税額控除
被相続人が死亡する前の一定期間に暦年課税に係る贈与で取得した財産がある相続人は、相続で財産を取得したときの相続税の課税価格に、贈与された財産の贈与時の価額を加算します。加算された贈与財産の価額に対応する贈与税の額は、加…
続きを読む第1208話 法人税法22条4項
法人税は会計基準を前提に作られているため、会計基準に定めがない部分やそれと矛盾する部分についてのみ、法人税法で特別な規定を設けていると解説されることがあります。実際、法人税法には法人税法22条4項という条文があり、会計…
続きを読む第1207話 税理士に欠かせない想像力
税理士からクライアントに税務上の節税について提案しようとすると、「法令上問題ないか」と相談を受けることがあります。その際、法令上問題なしだとしても、税務当局がこの節税についてどのような動き方をするかという想定についてま…
続きを読む第1206話 仮換地
土地区画整理事業の施行地区内にある宅地で、かつ仮換地指定されている宅地の価額は、「仮換地の価額に相当する価額」で評価します。ただし、仮換地が造成工事をしている途中で、その工事が完了するまでの期間が1年を超えると見込まれ…
続きを読む第1205話 雑損控除
今年も確定申告シーズンが到来しています。申告期間は2月16日から来月の16日までとなります。そこで私たち専門家でも頭を悩ませるのが、雑損控除の適用の有無です。 災害や盗難などで損害を受けた場合に受けられる「雑損控除」…
続きを読む第1204話 タレコミ
税務調査の対象は、通常過去の申告書や各種法定調書などを基に行われますが、怨恨がらみのタレコミがきっかけになるケースもしばしばです。なかには〝大漁〟につながるケースもあるため、税務署では慎重に裏を取り、実地調査につなげて…
続きを読む第1203話 政党助成金
「政治とカネ」をめぐる国民の不信感がなかなか払拭されません。その中心は企業・団体からの政治献金をどう扱うかです。巨額の献金と引き換えに、特定の業界や団体のための政策を遂行しているのではないか? そんな懸念を背景として、…
続きを読む第1202話 申告ミス
一度出した申告書の内容を訂正する手続きは、時期によって異なります。気づいたのが確定申告の期限内であれば、何度でも確定申告をやり直すことができます。その際、先に提出した申告書について取消の申請などは必要ありません。 も…
続きを読む第1201話 税理士職業賠償責任保険
税の専門家でも税金に関するミスを犯すことを前提に、税理士業界には顧客からの損害賠償請求の負担を緩和する「税理士職業賠償責任保険」(税賠保険)があります。この税賠保険に加入しているのは、約3万1千人の税理士(開業税理士の…
続きを読む第1200話 私道と小規模宅地特例
自宅の出入りに使う私道は、小規模宅地等の特例の対象となるのかどうかについて、今回は考えてみます。 小規模宅地等の特例は、被相続人や生計を一にする親族が居住または事業に使用していた宅地について、相続税評価額を大幅に減額…
続きを読む第1199話 法定相続分で分ける場合の遺産分割協議書の必要性
相続が開始したら、亡くなった方の遺産は、相続人が承継することになります。 法律上は、法定相続を原則とし、遺産分割を例外と考えていますので、法定相続分のとおりで遺産を分ける場合にも、あえて遺産分割協議書を作る必要はあるので…
続きを読む第1198話 行為計算否認
前澤友作氏の個人資産管理会社「グーニーズ」は、2021年に数億円の社債を発行し、全額購入したコンサルティング会社に3年間で2億円の利子を支払いました。グーニーズは社債の利払いを経費として計上し、一方、コンサル会社は同額…
続きを読む第1197話 納税猶予(2)
東京商工リサーチの調査によりますと、去年8月の「税金(社会保険料を含む)滞納」による倒産件数は14件で、前年同月比16.6%増と、2カ月連続で前年同月を上回りました。1~8月累計は110件で、2016年以降では2番目に…
続きを読む第1196話 納税猶予(1)
皆様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 去年は高市早苗内閣が誕生し、株価が5万円超となり、株式市場が活気づきました。 これは、高市政権が「拡張財政・金融緩和路線」を推し進めるとみた市場で…
続きを読む第1195話 推計課税
本来であれば、国税当局の課税処分は、帳簿や証憑によって存在が立証された金額に基づいて行われるべきですが、納税者側の不備や隠ぺいなどで正確な数字を割り出せないときなどには、一定の要件下では「おそらくこのくらいだろう」とい…
続きを読む第1194話 税の職業差別
新型コロナウィルス対策の「持続化給付金」の対象から性風俗業を外したのは、法の下の平等を定めた憲法に違反するものとして業者が国などを訴えた裁判で、最高裁はこのほど下級審と同様に「合憲」と判断し、業者側の主張を退けました。…
続きを読む第1193話 総則6項
近年、相続税の財産評価基本通達総則6項、通称「総則6項」をめぐる判決が相次いで出されています。同項を巡っては、適用基準が明文化されていないことから、納税者と当局の間で争いの種になってきましたが、近年の複数の判決によって…
続きを読む第1192話 滞納者
期限までに納税せずに放っている人は、「税金の滞納者」と呼ばれますが、納期限を1日でも過ぎてしまった瞬間に滞納者となるわけではありません。納期限までに税金を納めずにいると、まず最初に税務署から「催告」という問い合わせがき…
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