相続税を一言でいえば、亡くなった人の遺産にかかる税のことですが、その課税方式は一言では説明できない複雑さをはらんでいます。  相続税の課税方式は国によって異なりますが、現在の日本では「法定相続分課税方式」と呼ばれる方法…

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 宅地の相続税評価額を大幅に減額できる「小規模宅地等の特例」は、被相続人に配偶者がいる場合には被相続人と別居していた他の親族が適用することは出来ません。別居していた親族より配偶者が自宅を相続すれば特例で土地の価格を大幅に…

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 今まで国税から見逃されていた問題点や、従来は到底課税されると思えなかった節税について、少しずつですが対応が厳しくなっている印象があります。  最近の税務判例の中で最も驚かされたのが、賃貸不動産を使った相続税の節税が否認…

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 申告納税制度は、第2次世界大戦後に経済の民主化の一環として採用されました。この申告納税制度の下では、税金は「取られる」ものではなく進んで「納める」ことを主眼としています。  そして法人税も所得税も、その他いろいろの税金…

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 2020年度税制改正大綱が閣議決定されました。 これによりますと、クレジットカードや電子マネーなど現金を使わないキャッシュレス決済による経費精算について、一定の条件を見たせば、税務申告に必要な領収書を紙で保存しなくても…

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 去年12月に内閣が決定した2020年度税制改正大綱では、海外に資産を持つ人が提出する「国外財産調書」制度の厳格化や、国外不動産を利用した節税手法の規制が盛り込まれました。日本人が海外に持つ預金口座や不動産などの海外資産…

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 昭和の時代の地主と借地人の関係は、借地契約は法定更新で地代の増額が難しいなど借地人の保護が過大なのに対して、地主の法的保護などは存在しませんでした。しかし、いま、事情は逆転しています。結局のところ、借地人は追い出されて…

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 独身時代に生命保険に加入し、保険金の受取人を親にしたYさん。その後出会いに恵まれて良き伴侶と巡り合えましたが、保険については触れることなく、長い年月が経ってしまいました。あるとき、不慮の事故によりYさんが死亡し、その時…

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 「ところで奥様、過去に働かれていたことはありますか?」  「いえ、ずっと専業主婦です。」  「おかしいですね。どうしてこんなに預金に残高があるのでしょうか?これは実は亡くなったご主人の収入ですよね。贈与の証拠がなければ…

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 相続などをきっかけに、誰も住まなくなったまま放置された空き家が全国で増え続けています。総務省の調査によれば空き家の数は毎年過去最高を更新し続けていて、空き家率はいまや13.6%と7.4戸に1戸が空き家ということになりま…

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 ハズレ馬券の経費性が争われた裁判で、またも国税当局が敗北を喫しました。競馬の払戻金の税務処理を巡る裁判で国税が敗れたのはこれで3回目です。ギャンブルの払戻金を、税金面で納税者に不利な「一時所得」として扱う大原則を維持す…

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 相続にも所得税法が登場します。仮に土地を子が親から相続で取得した場合は、子は父親の土地の取得価額と取得時期を引き継ぐことになります。これが所得税法59条と60条の理屈です。  相続や贈与による資産の移転には、相続税や贈…

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 準確定申告をすると、人によっては税金が還付されることがあります。申告をした相続人が戸惑うのは「この還付された税金をどう取り扱ったらいいのか」です。還付された税金は、相続税の課税対象になるのでしょうか。 準確定申告とは、…

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 天皇陛下の即位の礼に合わせて、軽微な犯罪で罰金刑を受け医師などの資格を制限された人を救済する「政令恩赦」の復権令が公布され、施行されております。皇室の慶弔に伴う恩赦は1993年の天皇、皇后陛下のご結婚以来、26年ぶりと…

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 宝くじを買う際には、「当たったら半分やるよ」と冗談交じりに言うことがありますが、本当に当たって約束通りに半分与えることになったら税務上は大変なことになります。宝くじには税金がかかりませんが、当選後の贈与となればそうはい…

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 期限内に税金を納付できないと現金の代わりに財産を国税当局に差し押さえられてしまいます。差し押さえられる財産の種類に順位はありませんが、比較的現金化しやすい不動産や自動車、貴金属などが優先して差し押さえられる傾向にありま…

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