新型コロナによって、今年春以降、特に富裕層にとって遺言書を書き残す理由が一つあります。それが4月1日にスタートした「配偶者居住権」制度です。  これまでの法律では、遺産分割協議で配偶者が自宅を得るとそれだけで法定相続分を…

続きを読む

今年に入り、遺言と相続に関わる大きな制度の見直しが2つありました。  1つは4月にスタートした「配偶者居住権」制度で、子と折り合いが悪い配偶者の救済だけでなく、円満相続においても税負担を大きく減らせる可能性があることで注…

続きを読む

 家屋の評価は築年数と共に下がっていくのに我が家の固定資産税評価額は前回の評価替えでも据え置きだった。もしかして近年多発している固定資産税の課税ミスでは…。そう考えてもすぐ結論を出すのはちょっと待ってください。  不動産…

続きを読む

贈与税の課税制度には、年間110万円までが非課税となる「暦年課税」に加えて、トータル2500万円までの贈与税を非課税とする「相続時精算課税」があります。 「相続時精算課税」は、親や祖父母から贈与を受けた財産について、贈与…

続きを読む

日本には様々な税目がありますが、世界的にみて珍しい税の代表格として「ゴルフ場利用税」が挙げられます。都道府県税で税収の7割は、ゴルフ場が存在する市町村に交付されます。ゴルフ場の経営者がゴルフ場の利用者から都道府県に代わっ…

続きを読む

財産を受け取るべき人がいない場合や、相続人がいても全員が相続放棄をしたとき、故人の財産は「相続人不存在」として法人化され、独立した人格を持つようになります。これにより第三者が勝手に処分等をすることは出来なくなります。 そ…

続きを読む

先日、以下のご相談がありました。 「死去した夫と私の間には子供がいないので、夫の兄弟が私と共に相続人となります。兄弟は遠方に住んでいるので、何度も集まることは難しい状況です。遺産分割協議後に、それぞれが独自に相続税の申告…

続きを読む

1昨年に、輸出免税の還付制度を使って約17億円を脱税した経営者に、執行猶予なしの懲役7年6ヵ月、罰金6千万円の実刑判決が言い渡されました。脱税だけで執行猶予なしの実刑判決が下されることは非常にまれですが、ないことではあり…

続きを読む

相続税の申告期限は、相続の発生から10ヵ月です。諸手続きが順調に進んで半年以内に納付まで完了することもあれば、遺産分割でもめて10ヵ月で済まないこともありますが、基本的には相続発生から申告までは10ヵ月ということで、それ…

続きを読む

第三者に財産を託して管理してもらう「信託」には、家族や顧問税理士といった個人に委託する「民事信託」と、信託銀行のような専門の機関に頼む「商事信託」があります。 商事信託は、信託業務を専門に扱うプロに任せられるという安心が…

続きを読む

国税局査察部(マルサ)が1年間に告発した脱税の総額は93億円で、集計を始めて以降で最少となりました。経済取引の国際化やICT化に伴って脱税の手法が複雑化し、不正を捕捉しにくくなっていることが一因と見られています。 201…

続きを読む

「加算税」とは、申告した税額が本来より少なかったり申告がそもそもされなかったりした時に上乗せされる税金のことです。所得税や法人税といった「本税」と違い、不正確な申告に対する制裁的な意味を持ちます。 加算税には、過少申告加…

続きを読む

相続財産のほとんどを自宅が占めているために、その自宅を長男が引き継いでしまうと弟たちとの間に不公平差がでてしまう様な状況に活用できるのが「代償分割」です。自宅を長男が引き継ぐ代わりに、長男が自分の財産から同価値程度の金銭…

続きを読む

2022年に首都圏、関西圏、中京圏の三大都市圏の地価が大暴落すると不動産業界でささやかれています。このことは、さらにコロナショックで一層現実味が帯びてきました。最大1万haの「生産緑地」が宅地として一斉に売りに出され、土…

続きを読む

新型コロナウイルスの感染拡大でリモートワーク(在宅勤務)を実施した企業が増えています。それによって出社人数が従前の半分から7割程度で済むことに企業は気づき、広い床面積から狭い床面積に移転する企業も見えはじめています。今後…

続きを読む

遺産分割協議が成立する前に発生した家賃収入を受ける権利は、その不動産を相続した法定相続人の全員に発生します。つまり遺産分割協議で不動産を引き継いだ者は、相続開始から遺産分割終了までに発生した家賃を各相続人に分与しないと、…

続きを読む

芸能人の不倫事件が立て続けに話題になっていますが、不倫が離婚に発展すると、人の興味は慰謝料の話に移ります。慰謝料の日本での最高額は、ショーン・シェパードさんと離婚した歌手の千昌夫さんの50億円といわれています。だが世界に…

続きを読む

相続人となるべき子供が既に死亡していた場合、孫が相続人となる「代襲相続」という制度があります。それでは子供が養子であった場合にはどのように判断するのでしょうか? 古い判決ですが、昭和7年の大審院は、養子縁組前に生まれた養…

続きを読む

二世帯住宅の良さは、別世帯としての気軽さがあるのでしょう。特に若い世帯にとっては大きなメリットになっています。ただ、親世帯が培ってきた家族の歴史を積み重ねられないことや、親世帯が老いたときに「家長」としての自覚が子世帯に…

続きを読む

先日、以下のようなご相談がありました。   母の遺言書の内容が、私の兄にすべての財産を残すというものでした。私は母の介護をしていたので、兄は私にも財産の半分を受け取ってほしいと言ってくれています。遺言書の内容は…

続きを読む