亡くなった人が遺言書を作成していなければ、遺産をどう分配するかは相続人全員の遺産分割協議によって決められることになります。協議の成立には相続人の全員一致の合意が必要になる為、相続人の中に一人でも異議を唱える人がいれば協…

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  遺言書はたとえ相続人であってもその場で開封してはいけません。開封した人が内容を改ざんすることを防ぐなどの理由で、開封については法律で定められた方法があり、開封前に家庭裁判所で検認の手続をする必要があります  検認する…

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先日、以下のようなご相談がありました。   母の遺言書の内容が、私の兄にすべての財産を残すというものでした。私は母の介護をしていたので、兄は私にも財産の半分を受け取ってほしいと言ってくれています。遺言書の内容は…

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公正証書遺言の作成の際には、公証人役場まで出向くわけですが、財産の額に応じて数万円~数十万円の作成手数料が必要になります。それでも法的な不備が発生するリスクがなくなるというメリットは大きいと思います。原本は公証人が保管し…

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遺言書には、全文を自分で書く「自筆証書遺言」と、公証役場で公証人に作成してもらう「公正証書遺言」があります。公正証書遺言は、専門家のチェックが入るので形式に不備が出ることはありませんが、自筆証書遺言は、遺言者が気づかない…

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遺言を遺す主な目的は、特定の財産を特定の誰かに遺し、また相続人同士の争いを最小限にとどめることにありますが、現実には遺言があってもトラブルに発展することがあります。一部の相続人が不公平に感じる内容が記されていたり、書式に…

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