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 相続財産の平均額は約2586万円との調査結果を、終活サービスの鎌倉新書が発表しました。調査は、同社のサービスを利用したことがある417人を対象に、ウェブアンケート形式で実施したものです。それによると相続財産の総額は「1千万円未満」が42%で一番多く、「1千万円~2千万円未満」が14.6%、「2千万円~3千万円未満」が12.7%、「3千万円~4千万円未満」が10.8%、「4千万円~5千万円未満」が7.2%、「5千万円~1億円未満」が10.6%、「1億円以上」が2.2%となっています。

 相続財産の内訳では「土地・建物」が最多でしたが、首都圏に限りますと「現金・預貯金」が上回ります。以下、「生命保険」「有価証券・投資信託などの金融商品」「山林・農地」と続きます。

 「故人の生前にやっておけば良かった」と思うことについては以下の通り。

 

①生前元気なうちに相続について相談しておけばよかった…36.7%

②日頃から相続についてもっと勉強しておくべきだった…34.5%

③財産を記録しておく、通帳の置き場所を決める等まとめておいてもらえばよかった…25.7%

④正式な遺言書を作成してもらえばよかった…18%

⑤相続対策をしておけばよかった…12.7%

 

回答者からは「まだまだ相続なんて先だと思っていたが。ある日突然というこ

ともある。日頃から、そんな話ができる関係を作りたい」「相続は後回しにせずにちゃんとやっておくべき」など、家族間でのコミュニケーションの欠如や準備不足を後悔する声が聞かれました。

文責 仙台市で相続税に特化した税理士事務所|栁沼隆 税理士事務所

所長 栁沼  隆

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