~不動産鑑定士による土地評価~  請求人らが相続税の申告において、不動産鑑定士の鑑定評価等(本件鑑定評価等)に基づいて評価額を算定した土地及び建物については、財産評価基本通達(評価通達)に定める評価方法に拠ることのできな…

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~名義預金~ 原処分庁は、被相続人の子(P1)の配偶者(P5)名義の各預金及びP1とP5の子(P10)名義の各定期預金について、P5及びP10に当該各預貯金を形成する資力があったとは認められず、また、当該各預貯金の管理及…

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~息子名義で購入した車~   原処分庁は、請求人の父が請求人の名義で新たに購入した車両は、相続税法基本通達(以下「相基通」という)9-9<財産の名義変更があった場合>により、原則として贈与として扱わ…

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~遺産分割ができる状態であるか否か~   請求人等は、本件相続にかかる財産が本件相続にかかる申告期限の翌日から3年を経過する日(本件申告期限3年経過日)までに分割されなかったことにつき、租税特別措置法施行令&l…

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資産家の最大の悩み事といえば相続です。遺産分割、事業承継とトラブルの種はいくらでもあるにもかかわらず、その税務処理を巡っては国税当局とトラブルになってはたまりません。そこで国税不服審判所が公表しています裁決事例より、事例…

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 数々の名曲を作りだし、自身もタレントとして活躍した小林亜聖さんが去年5月にお亡くなりになりました。まじめな性格で、自身の〝終活〟に関しても遺言書を作成するなど抜かりはありませんでしたが、それでも本人が想定し得ない相続ト…

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 有名人の離婚協議を巡ってワイドショーが報道合戦を繰り広げています。音楽プロデューサーの小室哲哉さんと音楽ユニット「glove」のKEIKOさんとの離婚が成立し、またプロ野球楽天の則本昴大投手がまさしく〝暴投不倫〟の末に…

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 「書く暇がなかったのか、わざと書かなかったのか…。ちゃんとした遺言さえあればこういう現状にならなかったのかもしれない」。2017年に亡くなった歌手で作曲家の平尾昌晃さんの三男・勇気氏がそう絞り出した言葉は、相続トラブル…

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前回は契約書に消費税分をどのように記載するかについてお話ししましたが、その記載方法によっては、その契約書に貼付する印紙税額に影響が出ます。例えば、請負契約書は印紙税法上の課税文書(第2号文書)に該当するため、契約書に記載…

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6月に入り、ゴルフをする方にとっては、暑さ対策も必要になってくるシーズンです。熱中症には十分注意しましょう。私は、ゴルフを練習する際に、自宅の庭にゴルフ練習場を造られている方にお願いして年間2万円で使わしてもらっています…

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公正証書遺言の作成の際には、公証人役場まで出向くわけですが、財産の額に応じて数万円~数十万円の作成手数料が必要になります。それでも法的な不備が発生するリスクがなくなるというメリットは大きいと思います。原本は公証人が保管し…

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遺言書には、全文を自分で書く「自筆証書遺言」と、公証役場で公証人に作成してもらう「公正証書遺言」があります。公正証書遺言は、専門家のチェックが入るので形式に不備が出ることはありませんが、自筆証書遺言は、遺言者が気づかない…

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遺言を遺す主な目的は、特定の財産を特定の誰かに遺し、また相続人同士の争いを最小限にとどめることにありますが、現実には遺言があってもトラブルに発展することがあります。一部の相続人が不公平に感じる内容が記されていたり、書式に…

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