第395話 熾烈さ増す地方税の徴収 (3)
税は期限までに納めることが1番いいことはいうまでもありません。しかし実際には、様々な理由で納期限内に納められないことが起こり得ます。特に消費税が8%に増税して以来、事業者による滞納が急増していることから、もし10%に再増…
続きを読む第394話 熾烈さ増す地方税の徴収 (2)
国税や地方自治体が滞納者の財産を差し押さえるにあたり、その上限を定めているのが国税徴収法76条です。滞納者と家族の最低限の生活を保障する為、同条では「差押禁止債権」として給料などに関しては差し押さえてよい上限の金額を厳…
続きを読む第393話 熾烈さ増す地方税の徴収 (1)
さいたま市による違法な税金の取り立てで身体的・精神的な損害を受けたとして、市を相手取り、税金滞納差し押さえ処分の無効と慰謝料を求めて計1420万円の国家賠償請求訴訟がさいたま地裁で起こされていることがわかりました。 …
続きを読む第392話 迷惑な人違い
茨城県那珂市はこのほど、市民税などを滞納した会社の預金口座を差し押さえる際、誤って同名の別会社の預貯金を差し押さえたことを公表しました。会見した海野徹市長は「関係する方々に深くお詫びする」と陳謝しました。 滞納してい…
続きを読む第391話 特定口座 (3)
特に課税所得が330万円以下であれば、配当控除を使うと税金が還付される可能性があります。配当控除とは、課税所得1000万円以下の場合、算出された税額から所得税10%・住民税2.8%を減額するという制度です。 ※ 課税所…
続きを読む第390話 特定口座 (2)
現在の証券税制では、株の譲渡損失が生じた場合、他の株の譲渡益や配当と損益通算して相殺することができます。 また、損益通算をしてもなお損失が残る場合は、その損失を翌年以降3年間、繰越控除することもできます。 なお、2…
続きを読む第389話 特定口座 (1)
証券会社等が上場株式等(以下、「株」と表記)を専用の口座で管理する目的で、平成15年以降創設された口座を特定口座といいます。この特定口座内で管理することにより、株取引する人は、確定申告に必要な所得の計算が不要になりまし…
続きを読む第388話 親の土地に新居を建築した場合の課税関係
土地の貸し借りが行われると通常、地代が発生します。さらに地代のほかに権利金などの一時金を借地権設定の報酬として支払うことになります。 ところが親の土地に子供が家を建てると、親は子供から地代や権利金を徴収しづらいもので…
続きを読む第387話 社内分裂
「オフィス北野」で起きた社内分裂のトラブルは、事業承継の場や経営判断をめぐる派閥抗争など、すべての中小企業で起こりうるものです。そしてこれらのトラブルから起こるリスクが、現在高まっています。 その理由として、今年4月…
続きを読む第386話 生命保険金の課税関係 (3)
死亡保険金の受取人は、必ずしも配偶者や子供などの相続人である必要はありません。たとえば子が健在であるにもかかわらず、孫を死亡保険金の受取人にしていた場合には、死亡保険金を相続人には当たらない孫が受け取ることとなります。…
続きを読む第385話 生命保険金の課税関係 (2)
しかし、保険の契約者と保険料を負担していた人が必ず一致しているとは限りません。この場合、「契約者」と「保険料負担者」を分けて考えてみましょう。 被相続人が亡くなったとき、被相続人に掛けられていた生命保険からは死亡保険…
続きを読む第384話 生命保険金の課税関係 (1)
生命保険金は、契約内容の組み合わせで課税関係が様々に変化します。 生命保険金の契約は、基本的に3者の関係で成り立ちます。 生死が保険の対象となる「被保険者」、保険を契約して保険料を支払う「契約者」、そして保険金をも…
続きを読む第383話 最悪な相続対策 (2)
もし、愛人が生命保険を受け取ったことが当初わからず、相続税申告後に発覚しますと、過少申告加算税と延滞税が課せられます。しかも、相続税の申告も納税も終えて何年も経っているところで、突然、追加納税が発生するのですから、その…
続きを読む第382話 最悪な相続対策 (1)
自分の死後に愛人に財産を残してやりたいとします。そこで愛人を受取人として生命保険をかける人も中にはおられますが、実はこの方法はあまりお勧めできません。家族が支払う相続税が増えてしまうからです。 例えば、被相続人が夫で…
続きを読む第381話 「オフィス北野騒動」について学ぶこと
軍団と森社長のどちらが正しいにせよ、今回のトラブルがたけしを始め、関係者全員の評判に傷を付けたのは確かです。イメージを大切にするタレントはもちろんのこと、オフィス北野という企業にとっても、取引先や顧客、金融機関などにマ…
続きを読む第380話 相続時精算課税 (4)
しかし、相続時精算課税はいいことばかりではありません。次にデメリットを上げてみたいと思います。 価値が大きく上がったり下がったりするものには、代表的なものに土地があります。 例えば、この制度を利用して土地を贈与しま…
続きを読む第379話 相続時精算課税 (3)
ここまでの説明で、「贈与税が0円になっても相続税で納めなければならないのでは意味がないのでは?」と疑問に思う方は多いでしょう。相続時精算課税のメリットは結局何なのだと。 相続時精算課税で良いところは、贈与財産の評価は…
続きを読む第378話 相続時精算課税 (2)
相続時精算課税を適用するにはいくつかの条件があります。 ・贈与年の1月1日において60歳以上の父母又は祖父母から20歳以上の子又は孫への贈与 ・贈与を受けた年の翌年の2月1日から3月15日の間に一定の書類…
続きを読む第377話 相続時精算課税 (1)
平成15年から贈与税の課税方法は暦年課税と相続時精算課税の二種類に分かれました。通常の贈与税は暦年課税という方法で、一年間の個人から個人への贈与額の合計に対して贈与税が計算されます。この暦年課税では年間の贈与額の合計が…
続きを読む第376話 錬金術 (2)
ここで一つ、消費税の増税に伴う金相場の変動に着目してみましょう。金はその仕組みから、増税前に買って増税後に売るだけで大きな利ザヤを生みます。 例えば、1g5,000円の金を店頭で1kg購入しますと代金は500万円と消…
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