明日7月3日に新紙幣が発行されます。肖像画のモデル変更に加え、偽造防止のための新技術による透かしや3Dのホログラムなどが導入されます。当然ながらレジ、自動券売機、両替機などは新紙幣への対応が必要となりますので、今回の特…

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 国税でも地方税でも、督促に応じない滞納者が後を絶ちません。こうした滞納者が現れたとき、その財産の差し押さえに動くのが双方の徴収部門です。財産の差し押さえに当たっては、早いもの勝ちが基本です。滞納していた会社の倒産時には…

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 今年の確定申告は、自民党の派閥パーティー裏金事件により大荒れでした。国会議員が脱税していることに対するクレームの嵐が起きたからです。国税庁においては、今年1月25日にホームページ上で、政治資金に係る「雑所得」の計算等の…

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 インボイス制度はどの納税者に対しても煩雑な処理を要請するものですが、中でも高速道路の電子料金収受システム(ETC)については、金額が小さいのに利用頻度は高いため、各高速道路会社からインボイスに当たる利用証明書をダウンロ…

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ステルス増税とは、レーダーに引っ掛からないように飛ぶステルス戦闘機のように、一般に気づきにくいように実質負担増とする増税のことを言います。特に防衛費の爆上がりが決定していることから、その財源確保のため2024~26年にか…

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大リーグの大谷翔平選手がドジャース入りで合意した契約金が10年総額7億ドル(約1020億円)となり話題となっています。 契約は10年総額7億ドルですが、年平均の年棒7000万ドル(約102億3000万円)のうち、97%に…

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 マイナ保険証は、現在の紙又はプラスチック製の健康保険証を廃止して、マイナンバーカードを保険証として利用するものです。カード裏面のICチップに搭載された電子証明書を医療機関にあるカードリーダーに読ませ、顔認証又は暗証番号…

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 岸田首相は低迷する内閣支持率の反転を狙い、新たな経済対策の取りまとめを急いています。これまで岸田首相は「増税メガネ」と揶揄されるように、矢継ぎ早に増税ラッシュを繰り返してきました。それが一転、経済政策と合わせて「所得税…

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今年の相続税申告の実務において、不可思議に思われた事例を私事ながら税務トピックスの一例に挙げたいと思います。三大都市圏においては500㎡以上の地積の宅地、三大都市圏以外の地域においては1,000㎡以上の地積の宅地で、ある…

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今年も残りわずかとなってきました。今年一番の税務トピックスは、適用税率や税率ごとに区分した消費税額が記載されたインボイス制度が10月1日にスタートしたことでしょう。 事業者の消費税額を正確に記録するという名目で始まったイ…

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同性カップルの婚姻を認めない民法の規定は憲法に違反するかが争われていた裁判で、名古屋地裁は5月30日、「憲法14条に定める法の下の平等に反する」との判決を言い渡しました。2年前の令和3年3月に札幌地裁で「合理的な根拠を欠…

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 去年1月に施行された改正電子帳簿保存法では、電子データで受け取った領収書などはデータのままシステム上で保存しなければならず、さらに一定の保存要件などを満たす必要がありましたが、事業者の対応が進んでいないことから、23年…

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 国税庁が発表した最新の国税滞納状況によれば、去年末時点での国税の滞納残高は前年度比で1%増加し、残高約9千億円ほどでした。これはピーク時だった1998年から比べれば3割ほどですが、22年ぶりの増加に転じた一昨年からの流…

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 JRAが発売した9月10日の『WIN5』で、4億2318万30円の超高額配当が出ました。WIN5とは指定された5レースすべての1着をあてる馬券のことをいいます。この日の対象レースでは5レースともに1番人気が敗れるなど結…

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 今月からビールが値下げされました。理由は酒税法の改正です。酒類はもともと製法や原材料によって税率が区分されています。そのなかでもビールは元々が舶来ものだったことから高級酒として高税率が課され、その後ビールが大衆酒になっ…

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 ウクライナ情勢の緊迫化などによる原油や物価高騰、そして追い打ちをかけるように、日米欧の金利差による円安が急激に進み、中小企業の経営を圧迫しています。 このような状況下、岸田内閣は防衛費の増額や「異次元の少子化対策」の財…

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 前回は認知症の発生に伴う法的扱いについて記述しました。今回は、上場企業の前経営者が病院に対して行った3億円の寄付の有効性が問われた最近の実例をご紹介します。  今年4月26日に東証プライム上場の機械メーカー「渋谷工業」…

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