相続税
第969話 公正証書遺言
公正証書遺言は、全文を自筆で書く「自筆証書遺言」と違い、作成のプロである公証人がかかわるので基本的に不備はありません。確実に自分の思いを次世代に残すには最善の手法と言えます。 この公正証書遺言は、遺言のプロである「公…
続きを読む第967話 これからの相続対策
2023年度税制改正大綱では、資産家の相続税対策の定番であった年間110万円の暦年贈与について持ち戻し期間の延長が盛り込まれました。一方、もう一つの課税方式である相続時精算課税には大幅な拡充がなされています。さらに贈与…
続きを読む第965話 愛人にマンションを譲る方法
それなりの資産を貯え、ある程度の年代に差しかかれば、愛人にマンションの一つでも譲ってやろうと思う人もいるかもしれません。もちろん妻にはバレたくないでしょう。できれば贈与税もかかるのも避けたい。とはいえ親族ではないため特…
続きを読む第964話 相続前後の預金引き出し
かつて銀行の預金口座は、本人が死去した後は原則として、遺産分割協議が整うまでは身内であっても引き出すことはできませんでした。しかしそれはあくまでルール上の話であり、実際には亡くなったことが新聞の訃報広告などで銀行に伝わ…
続きを読む第963話 借家権
借地や借家の賃借関係においては、かつては大家が圧倒的に優位でした。しかし1992年に施行された借地借家法では借り手に強い権利を認め、かつてのように大家の一方的な退去勧告に泣く泣く従わざるを得ないといったような事態は起こり…
続きを読む第960話 合同会社
会社法上の「合同会社」を設立する人が増えています。2021年には前年比1割増の約3万7千社が設立され、全国で設立された法人の内、4社に1社を占めています。 合同会社は2006年の会社法施行で導入され、設立の手続きが簡…
続きを読む第957話 相続登記の義務化
相続登記の義務化まで約1年余りに迫っています。相続による取得を知ってから3年以内の登記申請を義務付け、正当な理由なく怠った時には10万円以下の過料に科されます。しかし法務省の調査によりますと、6割を超える人々が義務化さ…
続きを読む第955話 賃貸駐車場
例えば1500㎡の土地に賃貸アパートを建てていたとします。敷地内には16台分の駐車場(500㎡)が建物に隣接して設置されているのですが、若者の車離れによるものかアパートの住民だけでは満車にならないことから、オーナーは空…
続きを読む第951話 鉄道沿線の騒音による相続税評価減
相続税を計算する上での土地の財産評価は「面積×路線価」で算出されるのが基本です。しかし地積が大きすぎて一括して売りにくい土地や、形がいびつで使い勝手が悪い土地は、実際には売りにくく売買価格が下がるため、補正率を掛けて相…
続きを読む第947話 財産評価基本通達
相続財産には現預金から株、不動産、家財や乗り物まで様々なものがありますが、それらはすべて国税庁が定める「財産評価基本通達」のルールに従い財産の価額を見定めています。相続財産の評価の他、同族会社のグループ内での株式移動や…
続きを読む第945話 代償分割
多くの人は、相続財産に占める自宅の価額がほとんどですので、その自宅を長男が引き継いでしまうと弟たちとの間に不公平さが生じてしまいます。その不公平さを解消する方法として、代償分割の活用があります。自宅を長男が引き継ぐ代わ…
続きを読む第944話 孫への生命保険金
孫を生命保険の受取人にしたいと思った時には、相続税について注意する必要があります。通常、生命保険の受取人が相続税を納める際には非課税限度額が定められています。その額は、法定相続人1人につき500万円です。例えば、妻と子…
続きを読む第943話 社長借入金
会社の資金繰りが苦しくなり、社長個人の口座から3億円を引き出して借り入れたとします。もし借入金を持ったまま社長が亡くなってしまうと、借入金3億円は、社長の法人に対する貸付金としてそっくり相続税の課税対象になります。 …
続きを読む第933話 借金取りと相続
多額の借金のある人に、相続で遺産が転がりこむあてがあるとします。もちろん遺産で借金を返済すれば丸く収まりますが、「借金取りにみすみす取られるのも面白くない」と考えた場合、取れる手は2つあります。 1つ目は、相続放棄を…
続きを読む第932話 文化財建造物
相続した不動産は、固定資産税評価額や路線価、そして時価なども含めて財産評価額を算出し、そこから相続税を算出します。当然、地価の高い土地や高級物件なら評価額は上がり、必然的に相続税額も高額になります。 このとき、地価や…
続きを読む第931話 夫婦で進める相続準備
想像したくないことですが、大切な配偶者との別れの日は必ずやってきます。そして死別すれば、その10カ月後には相続税の申告期限となります。相続準備を死別する前にして相続に向き合わないと、どちらかが想像以上の時間と労力を要する…
続きを読む第927話 遺言で遺産分割を禁止できる?
遺言を残すと遺産分割の内容に大きな影響力を及ぼすことができるのは知られた話ですが、遺産分割そのものを遺言で禁止できることを知っている方は少ないと思います。分割が禁止されますと、それぞれの相続人がいかに財産を欲しくても分…
続きを読む第920話 『鎌倉殿の13人』から学ぶ相続対策
放送中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、歴史上最も有名な源頼朝と義経の兄弟喧嘩が展開されました。見事に平家を滅ぼした弟の義経が、あまりに強すぎるが故に兄・頼朝に警戒され、鎌倉入りを拒まれてしまいます。この後、後…
続きを読む第916話 相続人以外への遺産分割
ある資産家が長年にわたり介護してくれた家政婦さんに恩義を感じ、財産のいくばかりかを分け与えたいと考えたとします。この家政婦さんの貢献については親族らも感謝していて異論はありません。このケースで、実際に資産を分け与えない…
続きを読む第909話 石原家から学ぶ婚外子とのスマート相続
今年2月に亡くなった石原慎太郎さんの相続については、いわゆる「石原4兄弟」の他に婚外子がいたため、世間では遺産を巡るゴタゴタを予想する声もありました。 ですが、そうしたトラブルに発展しているという話は聞こえてきません。…
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