税務書類の保管ルールを一新する改正電子帳簿保存法が今年から施行されましたが、電子データによる保存が間に合わない事業者に向けて、国税庁は「令和5年12月31日までに行う電子取引については、保存すべき電子データを書面に出力…

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このほど国税庁が発表した税務調査の実績によりますと、一昨年から去年にかけてはコロナ禍で思うように調査を行えず、件数、追徴税額ともに前年から大きく減少している状況が明らかになりました。しかしそうした中でも一件当たりの追徴税…

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 預貯金等紹介業務のデジタル化サービス(ピピットリンク)を、去年10月から全国の国税局・税務署で利用を開始しています。ピピットリンクとは、行政機関から金融機関への預貯金の照会業務をオンライン化することで、システム処理が可…

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相続税の税務調査は納税者の財産に応じて、低階級(1億円未満)、中階級(5億円未満)、高階級(それ以上)と大きく3区分されます。税務調査の日数も、上位の階級に区分されるほど長くなります。 下位階級の調査では相続財産の申告漏…

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 人間の欲望深さゆえ、「バレなきゃ…」と相続財産を隠そうとする納税者があとを絶ちません。発覚すれば最悪前科が付き、まさに自分の人生をかけるに等しい行為ですが、悲しいかな、そういう時でも人間は一定のパターンに沿った行動をし…

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 ほとんどの方が、相続税の税務調査を経験されていないと思いますので、典型的な相続税調査の流れをお教えします。    【午前】 ■2人の国税調査官が約束していた時間通りに到着 ▷ その時点で調査官は、庭(敷地)に…

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 相続税調査の調査官は、基本的に2人でやってきます。玄関に入ってきた瞬間から調査は始まっています。調度品を鋭くチェックしているのです。  そして、被相続人の霊前に線香をあげた後、被相続人の生前の思い出話をするように促して…

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 国税庁や国税局の新年度は、毎年7月に始まります。人員転換を経て業務の引き継ぎを終え、いよいよ税務調査に乗り出すという時期が、年度開始から2~3カ月を経過した頃になります。「税務調査の秋」といわれるゆえんです。  調査件…

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 国税局査察部の「お手柄」を示す去年の実績は、告発率は73.5%の高水準となっています。調査に当たった113件の脱税事件の内、83件を告発しました。  去年重点的に調査した対象の一つが海外取引に絡む脱税で、告発件数は27…

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情報収集の基本は張り込みと尾行です。社長の動向を調べるために徹夜で何日も 張り込みます。銀行前で無記名債権の購入者が来るまで何カ月も張り込んだりもします。これは映画のワンシーンではなくマルサの日常です。  今回は、張り込…

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納税者のお金の流れを把握するために当局から送られてくる「お尋ね文書」が急増しています。当局がコロナ過での効率的な手法として多用し始めているのでしょう。お尋ね文書は行政による問い合わせに過ぎませんが、書面には税務調査に発展…

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国税庁が2019年事務年度(2019年7月~2020年6月)に実施した相続税の税務調査は、新型コロナウイルスの影響により実地調査件数は減少した中で、無申告事案1件当たりの追徴税額は前年比22.6%増加しました。徴税の効率…

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 任意調査は、適正な課税を行うために必要な資料を収集する目的で、納税者や関係者に対して質問検査権を行使するもので、純然たる行政手続きです。  これに対して強制調査権の目的は、悪質な脱税者に対し、検察官に告発して刑事訴訟を…

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 内偵調査の手がかりを端緒と呼びます。繁華街をふらついて流行っている店を見つけたり、国税局に寄せられる脱税情報だったり、テレビや雑誌の繁盛店紹介だったり、国税の内部資料から架空取引が浮かび上がることもあります。  しかし…

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法人税法や所得税法には、個別に罰則規定が定められていますが、すべて刑罰を科しています。よって本来的には、租税犯の捜査は刑事訴訟法の規定に従って、検察官などの捜査機関が捜査し、裁判で審理すべきものでしょう。  しかし国税犯…

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国税局査察部通称マルサ。闇に潜んでいる資金に目を光らせ、時に経済社会の網の目をすり抜けようとする金を引きずり上げるため、「資金警察」とも呼ばれています。また、調査の取材に一切応じないため、マスコミ関係者から「沈黙の艦隊」…

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国税局査察部(マルサ)が1年間に告発した脱税の総額は93億円で、集計を始めて以降で最少となりました。経済取引の国際化やICT化に伴って脱税の手法が複雑化し、不正を捕捉しにくくなっていることが一因と見られています。 201…

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 近年、税務調査でよく署名捺印を求められる資料に「質問応答記録書」があります。これは刑事事件での取調調書のようなもので、税務調査で不審な取引があったようなときに、調査官が事実関係を明確にするために作成する記録です。この資…

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 今まで国税から見逃されていた問題点や、従来は到底課税されると思えなかった節税について、少しずつですが対応が厳しくなっている印象があります。  最近の税務判例の中で最も驚かされたのが、賃貸不動産を使った相続税の節税が否認…

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 相続税調査にあたり財産の有無の確認は、相続人のもとに調査に訪れる前の段階から行われています。税務署は納税者の事前了承を得なくても様々な情報を入手することができます。  まず金融機関に対して情報を照会できます。この際、税…

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