公益財団法人生命保険文化センターの調べによりますと、「自分のお墓がある」という人は全体の6割にとどまり、残りの4割の人は将来的に何らかの「お墓」を自分で確保しなくてはならない状況となっています。  また、お墓はあるもの…

続きを読む

 2015年9月に成立した改正マイナンバー法により、マイナンバーは今年から銀行口座にも適用(紐付け)されることが決まりました。最初から義務化されるわけではなく、当面は任意であり、義務化は2021年と段階的に実施される予定…

続きを読む

 実際にあった話です。被相続人である母が85歳で亡くなってから母の介護に献身的に努めてきた次女は憂鬱な生活を送っています。全く介護に無関心だった長女から「母の財産を700万円使い込んだ」と訴えられ、係争中だからです。  …

続きを読む

 2020年以降、大企業はe‐Taxなどを利用した電子申告が義務化されます。大企業は中小企業に比べて、自社独自の経理システムを導入していることが多く、電子申告との互換性を想定していないために、最終的には紙による申告を選択…

続きを読む

 名義と実質が異なっていることにより、問題が生じることがあります。  例えば、登記の名義は個人ですが、実際は法人が使っている建物の譲渡所得は、個人で計上すべきかどうかとか、過去に贈与したはずの登記の名義が変わっていない場…

続きを読む

120年ぶりの民法改正は、不動産業界や土地活用、賃貸住宅にも影響を及ぼします。  今回紹介した「個人の連帯保証人の保護」「借主が住宅を修繕する権利」「部屋に支障があった場合の家賃減額する義務」「退去時の原則敷金返還」は、…

続きを読む

 何かとトラブルが多い敷金。これまでは敷金の定義や返還債務の発生要件、充当関係などの規定はありませんでした。今回は、「敷金は賃借人の債務を担保するために賃借人が賃貸人に交付する金銭」と定義され、敷金の返還時期も「賃貸借が…

続きを読む

 賃貸住宅の修繕について、これまでは大家に修繕義務があることが明示されているだけでしたが、以下の場合には、借主自らが修繕できると定められる予定です。   ・ 借主が大家に修繕が必要であることを通知し、または大家…

続きを読む

 今まで部屋の一部が使えなくなった際は、借主は「賃料の減額請求ができる」という定めでした。今回は「滅失またはその他の事由で使うことができなくなったとき、使用できなくなった割合で、賃料は当然に減額される」と変更されます。 …

続きを読む

 一つは、賃貸契約時における、個人の連帯保証人を保護する改正です。  具体的には、連帯保証人が想定以上の金額を請求されないよう、極度額を限度に保証債務を負うことが規定され、書面により極度額を定めないと無効となるよう規定さ…

続きを読む

 今日は、皆様に重大なお知らせがあります。このたび、私の会計事務所を今日をもちまして新事務所に移転することになりました。つきまして、下記に記載の通り、住所・TEL・FAXに変更がございます。  今後とも皆様方の一層のご支…

続きを読む

 プロ向けの投機用通貨というイメージが強く、一見するととっつきにくそうなビットコインですが、基本的な考え方はいたってシンプルです。基礎を理解するためにはまず、分散処理型と中央処理型の違いについてふれておく必要があります。…

続きを読む

 2010年に誕生した「ビットコイン」と呼ばれる仮想通貨が中国を中心に世界的な話題になっています。  ビットコインとは何か、ひとことで言えば「仮想通貨」です。「仮想」の「通貨」です。まず、「通貨」ということからも、「コイ…

続きを読む

 正しくいえば、暦上では元日は1月1日だけれども、慣習、典礼上正教会では新年を9月としたり、エジプトでは8月を、あるいはローマ人は初代皇帝アウグストゥスの誕生日9月23日を、またカトリック国でも受胎告知日(聖母マリアが天…

続きを読む

 4月1日は「嘘をついて人をだましていい日」=エイプリルフールです。企業PRの話題づくりや、センス自慢の個人による嘘ニュース大会など、けっこう毎年盛り上がりますよね。古くから受け継がれてきたイベントというものは、たいてい…

続きを読む

 最大の問題は、第3の虚偽公文書作成罪の成否です。  今回の「書き換え」は基本的に「一部記述の削除」に過ぎません。一部の文言や交渉経緯等が削除されたことによって、国有地売却に関する決裁文書が事実に反する内容の文書になった…

続きを読む

政府が公文書を都合よく変えて国会に提出していたという事実。それは国権の最高機関である立法府を欺き、ひいては国民を侮辱する行為にほかなりません。罪は極めて重いといえます。財務省の調査報告によれば、改ざんの時期は、森友問題が…

続きを読む

 文書が改ざんされたのは、佐川氏の理財局長時代。文書改ざん問題の当事者であります。佐川氏をめぐっては、「週刊文春」が大特集を展開。世田谷の好立地にある佐川氏の邸宅は、実は国税庁が差し押さえた土地を「格安」で購入したもので…

続きを読む

 到底あり得ない問題が発覚しました。昨年2月、財務省が国会議員に開示した森友学園との土地契約の際に作成された決裁文書が、実は書き換えられた「改ざん文書」だったというのです。  このスクープを報じたのは、朝日新聞社。記事に…

続きを読む

 リニア中央新幹線の時速500キロで走る車窓の景色はどんなものなのだろう、と「夢」を持つ人も多いでしょうが、実際は線路延長距離約286kmのうち、86%にもおよぶ247kmがトンネルです。地上走行区間も、防音のための厳重…

続きを読む