第780話 ペット
法律上日本ではペットはモノとして扱われるため、遺産を相続させることは出来ません。たとえ遺言を残したとしても、それが法律上の効果を持つことはないのです。 しかし、ペットの面倒を看てもらうことを条件として財産を譲ることは…
続きを読む第779話 遺産分割
相続が発生したとき、遺言書がなければ原則として相続人全員で協議して、誰が何を相続するかを決めることになります。この協議を遺産分割協議というのですが、これには4つの種類があります。 まず、最もポピュラーなのが「現物分割…
続きを読む第778話 愛人
財産を受け継ぐ法定相続人は死亡した人の配偶者や子供、親、兄弟姉妹といった血族関係に限られ、いわゆる愛人には原則として相続権は発生しません。愛人とは「相手が結婚していることを認識したうえで交際をしている者」を指し、特定の…
続きを読む第777話 終活ノート
自分の死後についての希望を気軽に記すことができる終活(エンディング)ノートはかなり市民権を得てきたようです。基本的に書式は自由で市販のものでは質問項目に回答していくだけで完成するものも人気です。 遺言書に書く内容は死…
続きを読む第776話 印紙税の抜本的見直し
政府は行政システムのデジタル化の一環として、印紙税の見直しに乗り出しました。 印紙税はこれまでも、紙の契約書に課税される一方で、同じ内容でも電子契約書には課税されないなど、税の公平性の観点からも見直しを求める声がありま…
続きを読む第775話 スペイン国家 VS IT企業
スペインが巨大IT企業の利益に新たに課税し始めたことを受け、GAFAの一角のネット通販大手アマゾンドットコムがスペイン国内の業者に課す利用料を引き上げる方針であることが分かりました。トランプ大統領時代はアメリカ政府が企…
続きを読む第774話 相続分不存在証明書
遺言がない相続で財産を特定の一人に単独で相続させるには、相続人全員で遺産の分割方法を話し合って遺産分割協議書を作成するか、又は他の相続人が相続放棄をすることが必要になります。 遺産分割の話し合いには時間がかかることが…
続きを読む第773話 誰のための復興増税?
2011年3月11日に発生した東日本大震災から10年が経過しました。しかし、いまだに被災地の復興は途上です。国民は25年間にわたる所得税増税と10年間の住民税引き上げを受け入れ、増税分を毎年コツコツと納め続けています。…
続きを読む第772話 遺言書における遺留分の罠
亡くなった人が遺言書を作成していなければ、遺産をどう分配するかは相続人全員の遺産分割協議によって決められることになります。協議の成立には相続人の全員一致の合意が必要になる為、相続人の中に一人でも異議を唱える人がいれば協…
続きを読む第771話 相続放棄
親の遺産よりも親から引き継ぐ借金の方が多かったときなどは、「相続放棄」をすることができます。ただし相続放棄をするには、原則として相続の発生から3カ月以内に裁判所に届け出をしなければなりません。 それでは、もし借金があ…
続きを読む第770話 遺言書の発見
遺言書はたとえ相続人であってもその場で開封してはいけません。開封した人が内容を改ざんすることを防ぐなどの理由で、開封については法律で定められた方法があり、開封前に家庭裁判所で検認の手続をする必要があります 検認する…
続きを読む第769話 とりあえず配偶者居住権
2018年に成立した改正民法では、「配偶者居住権」という新しい制度が生まれました。これまでの法律では、遺産分割協議書で配偶者が自宅を得るとそれだけで法定相続分を満たしてしまい、預貯金といった他の相続財産を十分に取得で…
続きを読む第768話 相続税の遺留分請求の順番
たとえ遺言に「次男にはビタ一文やらない」と書いたとしても、子には民法で定められた最低限の遺産を受け取る権利があります。これを遺留分と言います。遺留分を請求できるのは配偶者、親、子までで、兄弟姉妹は含まれません。ただし親…
続きを読む第767話 国税局査察部(マルサ)その5
情報収集の基本は張り込みと尾行です。社長の動向を調べるために徹夜で何日も 張り込みます。銀行前で無記名債権の購入者が来るまで何カ月も張り込んだりもします。これは映画のワンシーンではなくマルサの日常です。 今回は、張り込…
続きを読む第766話 マイホーム~お買いになった資産の買入価額などについてのお尋ね~
マイホームを建てると税務署から送られる「お尋ね」の目的は、資金の出所を調査する為です。税務署が知りたいポイントは以下の通りです。 ①預貯金を引き出したのであれば、その預貯金は過去の所得に見合った金額か? ②親からの借金で…
続きを読む第765話 マイホーム~親の土地に建てた場合~
親子間で土地を賃貸したときには、一般的には権利金や地代の受け渡しは行われません。このように無償で土地を賃貸することを民法で「使用貸借」と言い、借地権の贈与は発生しないことになっています。そのため贈与税が課税されることはあ…
続きを読む第764話 マイホーム~親からの借金~
親から借りたお金が正式な「借金」であれば税金に関する問題は生じませんが、贈与とみなされるような金銭の受け渡しだと贈与税の課税対象となります。親から借金する場合は借用書を作成せずに「ある時払いで催促なし」といったこともあり…
続きを読む第763話 マイホーム~名義の登記~
配偶者の一方だけが仕事をしている家庭であれば、マイホームの名義を働く人のものとしても何の問題も生じませんが、共働きの夫婦の場合には課税上の問題が生じることがあります。具体的には、共働きの夫婦で妻がマイホームの資金の一部を…
続きを読む第762話 マイホーム~住宅ローン返済中でも家を貸す方法~
基本的には住宅ローンの返済中に家を賃貸に出すことは出来ません。最初から賃貸を目的に家を購入するには賃貸住宅向けのローンを組むのが通常です。一般の住宅ローンを組んだ銀行に内緒で賃貸しようものなら、そのことがバレた時にはロー…
続きを読む第761話 交換特例
転居や結婚、または事業の開始などの理由により親戚同士で資産を取り換えるということはよくあることです。例えば自分の持っている空き地と近隣に暮らす兄が所有する宅地を交換したとします。この時に気になるのが譲渡所得税ですが、固定…
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