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第824話 旧土地台帳附属地図
相続税申告の対象となる土地は書類上の「登記地積」ではなく、現実の「実績値」で計算します。「登記地積」は間違いがない地積であると勘違いされている方もおられますが、現在の登記地積は明治初期の地租改正で作られた「地券台帳」や…
続きを読む第765話 マイホーム~親の土地に建てた場合~
親子間で土地を賃貸したときには、一般的には権利金や地代の受け渡しは行われません。このように無償で土地を賃貸することを民法で「使用貸借」と言い、借地権の贈与は発生しないことになっています。そのため贈与税が課税されることはあ…
続きを読む第738話 土地贈与には向かない相続時精算課税
相続時精算課税制度は、生前に贈与を受けた財産について、親や祖父母の死亡時、相続財産に合算して最終的に相続税で清算する制度です。生前贈与の非課税枠が2500万円あり、財産を何回贈与されてもその枠内なら非課税となり、250…
続きを読む第732話 親子間の土地のタダ貸し
法律的には、モノの貸し借りには対価を伴う「賃貸借」と、無償での「使用貸借」の2種類があります。土地でいえば、地代を払って借地権を得て利用するのが賃貸借で、親が持つ土地を無償で借りて、その土地の上に家を建てるケースなどが「…
続きを読む第688話 売却予定の土地
相続財産のなかでも大部分を占める「土地」は、原則的に相続税路線価に沿って評価されます。相続税路線価は、国土交通省が毎年発表する公示地価などを基に導き出された、いわば相続税の評価専用の査定額です。相場としては公示地価の8…
続きを読む第668話 土地贈与に向かない相続時精算課税
相続時精算課税制度は、生前に贈与を受けた財産について、親や祖父母の死亡時、相続財産に合算して最終的に相続税で清算する制度です。相続発生の際には贈与時点での評価額で税額を算出する為、贈与から相続の間までに値上がりする可能性…
続きを読む第658話 土地の交換
ある地主が、ゼネコンの委託業者から「土地の交換には税金がかからない」とアドバイスを受け、ゼネコンに土地を譲渡して別の土地を取得したところ、業者の説明は誤りで税務署から追徴課税を受けた事例があります。地主はゼネコンに責任…
続きを読む第652話 総額表示の土地建物
土地や建物を売った時には、購入した時の価値、つまり「取得価額」との差に譲渡所得税が課されます。つまり正確な税額を計算する為には取得価額を把握することが必要になりますが、土地付き建物などの売買契約書を実際に見てみると、価…
続きを読む第639話 コロナ後の相続税土地対策
今年3月18日に公表された公示地価では、地方圏がバブル期以来28年ぶりとなるプラスに転じるなど、昨年から引き続き好調な水準を記録しました。しかし今回の地価には、2月以降に国内で流行している新型コロナウイルスの影響が反映…
続きを読む第626話 親名義の土地に親子それぞれの自宅がある場合
先日、お客様から次のような質問を受けました。 私名義の土地に、私と長男家族がそれぞれ家を建てて住んでいます。私が死んだときには、長男は「小規模宅地の特例」を適用できるのでしょうか? そもそも小規模宅地の特例制度は基…
続きを読む第581話 土地贈与に向かない相続時精算課税
相続時精算課税制度は、生前に贈与を受けた財産について、親や祖父母の死亡時、相続財産に合算して最終的に相続税で清算する制度です。生前贈与の非課税枠が2500万円あり、財産を何回贈与されてもその枠内なら非課税となり、250…
続きを読む第559話 まちがいやすい土地評価
土地の評価方法には路線価方式と倍率方式があります。主に都市部においては路線価方式が用いられ、地方においては倍率方式が用いられます。 この2つの方式の境界上にある土地については、どのように判断をすべきでしょうか。 &n…
続きを読む第515話 相続で得た土地にかかる不動産取得税
多数の土地を所有していた父親が、遺言書を残して亡くなったとします。遺言書には相続人である母親と息子に加えて、孫にも土地を与えると書いてあります。遺言書通りに遺産は分割され、しばらくして役所から孫だけに封筒が届きます。中…
続きを読む第497話 親子間の土地売買
親から土地を買い取るときは、購入額が時価(適正価格)より低いと、その差額は贈与税の対象になります。ただ、2015年以降、親子間の贈与は他の贈与と比べて税率が軽減されていることに注意が必要です。 土地を購入した人が納める税…
続きを読む第474話 売却予定の土地相続
相続が発生すると、亡くなった人が持っていた資産には相続財産としての評価が付けられます。その価額に応じて、遺産の取得者には相続税が課されますが、その財産の評価ルールは、国税庁の規定した「財産評価基本通達」によることになり…
続きを読む第463話 一つの土地に五つの値段
不思議なもので土地の評価額は5つの種類があります。 毎年国土交通省が3月下旬、年一回発表されるのが公示地価。 今年も3月27日に発表されております。 この公示地価とは、土地1㎡当たりの価格のことで、土地の取引価格…
続きを読む第448話 九州より広い所有者不明の土地
所有者の変更手続きがないまま50年以上経過した土地が国土の2割にも及ぶことが分かりました。こうした土地の大半は、不動産を相続した人が登記手続きをせず放置していることで発生したものです。相続登記は申請期限が決められていな…
続きを読む第407話 大きく変わる相続ルール (1)
相続制度を約40年ぶりに大幅に見直す改正民法が6日昼の参院本会議で、与党などの賛成多数で可決、成立しました。今回の民法改正では、亡くなった人(被相続人)の遺産分割で、相続人の一人である配偶者が遺産分割後も自宅に住み続け…
続きを読む第388話 親の土地に新居を建築した場合の課税関係
土地の貸し借りが行われると通常、地代が発生します。さらに地代のほかに権利金などの一時金を借地権設定の報酬として支払うことになります。 ところが親の土地に子供が家を建てると、親は子供から地代や権利金を徴収しづらいもので…
続きを読む第286話 元市議長の土地相続 (2)
この案件について少し調べてみました。 亡くなられた元市議長のお名前で検索してみると、平成26年10月6日にお亡くなりになられる前に入院されていたことがわかりました。 どのような病気で入院していたのか。死亡直前まで、…
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