先日、以下のようなご相談がありました。   母の遺言書の内容が、私の兄にすべての財産を残すというものでした。私は母の介護をしていたので、兄は私にも財産の半分を受け取ってほしいと言ってくれています。遺言書の内容は…

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現行法では法的に親子の縁を完全に切る方法はありません。結婚、養子縁組などで戸籍が分かれても、実の親との法律上の関係は変わりません。実質的に「親子の縁を切る」ということはあるものの法的に完全な他人になる事はなく、相続時には…

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子供や孫などに小遣いや生活費を渡したところで普通は贈与税などかかりません。生活援助のための金銭の提供は、贈与税の非課税対象となる事が相続税法で定められているからです。しかし、いかに「生活費」として渡していても、あまりに高…

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相続が始まると、相続人が2人以上いて相続財産を放棄する人がいなければ、遺産はとりあえず共同相続人の「共有」とされて遺産の全体について各相続人が相続分の割合に応じてその持分を持つものとされています。この段階では、遺産の個々…

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相続税の申告期限は亡くなってから10カ月以内というのはよく知られていると思います。しかし、相続人によっては死亡した事実を知らないことや、たとえ死亡事実を知っていたとしても遺言で財産を遺贈されていることを知らないこともあり…

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生命保険の死亡保険金は相続税の課税対象ですが、残された家族の生活を保障するという役割から、「500万円×法定相続人の数」の非課税枠が設けられています。  注意したいのは、この非課税枠は相続人1人ずつに与えられた非課税枠で…

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 新型コロナウイルスの影響で商売が窮地に立たされている息子が、「必ず後で返すから」と言って、ある程度のまとまった額の借金を頼み込んできたとします。ここは親として助けてやらなければならないと思った父親が、タダであげるのは息…

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国の年金制度だけでは老後が不安であるとして、保険会社などが提供する個人年金保険に入っている人は結構います。受け取れる金額や支給開始年齢など細部は会社によって異なりますが、その内容はおおむね、会社を定年退職してリタイアする…

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 相続財産のなかでも大部分を占める「土地」は、原則的に相続税路線価に沿って評価されます。相続税路線価は、国土交通省が毎年発表する公示地価などを基に導き出された、いわば相続税の評価専用の査定額です。相場としては公示地価の8…

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   期限内に税金を納付できないと、現金の代わりに財産を国税当局に差し押さえられてしまうことがあります。差し押さえられる財産の種類に優先順位はありませんが比較的現金化しやすい不動産や自動車、貴金属などが優先して…

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「紀州のドンファン」と知られた実業家、野崎幸助さんが残した遺言書の有効性を巡り、親族らが遺言執行者の弁護士を相手取り提訴しています。この裁判で焦点となるのは遺言書の真贋になりそうですが、たとえ本人の書いた遺言書であっても…

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 「にわか生前贈与」はろくなことがないと前回では散々言いましたが、それでもなにかできる相続対策はないのかと探したくなるのが人情です。コロナでシビアなこのご時勢、誰だって余計な税金をびた一文たりとも払いたくありません。そん…

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最近、相続税や贈与税を調べる人が急増しております。5月1日からの1週間で「相続税」「相続対策」といったキーワードのグーグル検索件数が30%~45%増えました。志村けんさんや岡江久美子さんといった著名人が亡くなったことも突…

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 長男に全財産を引き継がせたいが、他の兄弟から最低限の取り分である「遺留分」を請求されたら目的を果たせなくなるので、生前に全財産を贈与しておくことで遺産分割そのものを行わせないようにする―こんな方法を思いついたとしても、…

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 亡兄の子供を養子にした父が死亡した場合には、兄の子供は父の養子であるとともに、兄の代わりに財産を引き継ぐ代襲相続人という2つの立場を重複することになります。このように2つの身分で相続人の立場に立つ人を法律上では「二重相…

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   死ぬまで自分の世話を見てほしいと思う相手に対し、「君に財産を遺すように遺言に書いておいたよ。だから最後まで私の世話を頼むね。」と言ったところで、遺言書は書いた人の気分でいつでも変更ができるため、相手として…

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 面倒な遺産分割も終わり、払いたくもない相続税の申告を済ませ、ほっと一息ついたときに、タンスの奥から申告時には気づかなかった預金通帳が出てきました。相続人である自分の名義であるところを見ると、親が子供のためにと考えて貯め…

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 一定の法定相続人には法律上の最低限の遺産取得分が「遺留分」として認められていますので、たとえ遺言で全財産を配偶者に譲る事が指定されていても、他の相続人は遺留分の財産を取り戻すことができます。しかし法定相続人でも兄弟姉妹…

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誰だって人に見られたくない秘密の一つや二つはあるでしょう。当然、普段は上手に隠しているでしょうが、自分に万が一のことがあった時、残された家族がそれを見つけてしまう可能性は十分にあります。どれほど愛している家族とは言え、い…

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